出版社内容情報
逃げるべき会社、未来ある会社はここでわかる! 商品、価格競争力、市況は言い訳。勝ち残る企業文化を生み出すキーマンのつくりかた ソニーやシャープはひとごとではありません。
500人以上のトップリーダーを取材してきた著者が、長らく続く日本企業苦境の原因を喝破します。商品でも、価格競争力でも、市況でもなく、原因は、No.2の不在。
社長の考えがわからない、組織がうまく回転しない、士気が上がらない、業績がうまく伸びない──ただ持ち回りで役職についたリーダーたちだらけになっている日本の企業の現状からすればそれは当然なのです。どこも同じです。
対して、イノベーションを続ける企業は、その企業文化の中核を体現し、継承し、マーケットにおいて自社の存在意義を明確に内外に伝えることができるNo.2的存在が、社内の要所要所にしっかりいます。
数百社の盛衰を見続けてきた著者ならではの視点で、生き残る企業になるための共通の成功方程式を解き明かします。白眉は、カルロス・ゴーン氏をトップリーダーではなく、No.2型リーダーと評価している点、彼の成功の秘密を探ることで、日本企業が失った「なにか」が露わになります。
生き残りをかけて熾烈な競争を続ける経営者からビジネスマンまで、すべての働く人をやる気にさせる1冊です。
第一章 いまこそNo.2精神を問い直せ
第二章 組織の浮沈はNo.2で決まる
第三章 だれも指摘しないNo.2不在のリスク
第四章 No.2が会社を救う
第五章 No.2の視点から未来を作る
大塚 英樹[オオツカ ヒデキ]
著・文・その他
内容説明
会社で楽しく仕事をするか、いやいや仕事をするか、いまのサラリーマンに選択肢はない。会社の運命と共に沈みゆく人生を望むなら別だが、明るい未来、輝ける未来を切り開きたいのなら、立ち上がって行動を起こすしかない。会社を変える要員として、会社の変革に務めるべきである。会社の主役は、トップではない。「会社を変えたい、もっと働きがいのある職場にしたい」という社員の思いをひとつにまとめ、改革を起こしていくのは、トップではなく「No.2」だ。
目次
第1章 いまこそNo.2精神を問い直せ(No.2の有無が企業の存亡を分ける;No.2の役割とは? ほか)
第2章 組織の浮沈はNo.2で決まる(No.2が生まれないJAL;No.2で躍進したANA ほか)
第3章 だれも指摘しないNo.2不在のリスク(「カリスマリーダー」の幻想;個人商店主型日本企業の限界 ほか)
第4章 No.2が会社を救う(profitsとGoing concern;アルビオン「増収増益の秘密」 ほか)
第5章 No.2の視点から未来を作る(ユニクロ「もう一人の柳井正」;ファミリーマートのNo.2作り ほか)
著者等紹介
大塚英樹[オオツカヒデキ]
1950年、兵庫県に生まれる。テレビディレクター、ニューヨークの雑誌スタッフライターを経て、1983年に独立してフリーランサーとなる。以来、新聞、週刊・月刊各誌で精力的に執筆活動を行い、逃亡中のグエン・カオ・キ元南ベトナム副大統領など、数々のスクープ・インタビューをものにする。現在は、国際経済を中心に、政治・社会問題などの分野で幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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