講談社+α新書<br> 自分のことをしゃべりすぎる若者たち

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講談社+α新書
自分のことをしゃべりすぎる若者たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 178p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727617
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0295

出版社内容情報

インターフェイス社会でマヌケな「しゃべり」はかえって墓穴を掘りがち。豊富な取材エピソードから本当に賢い自己アピールを伝授するフェイスブックやツイッターの波及により、やたらめったら自分のことをしゃべる場が増えた今日この頃。「自己喧伝が成功の秘訣」との風潮も強まる中、むしろ「うまく自分についてしゃべらないといけない」というプレッシャーを感じている人も多い。とはいえ、「能ある鷹は爪隠す」「口は災いの元」という格言もあるように、マヌケな自己アピールは、かえって失言や失敗のもととなる。20?30代目線で現代カルチャーの歪を突く著者が、豊富な取材エピソードから、「しゃべりすぎ」の失敗事例を紹介し、本当に賢いインターフェイスの処し方を伝授する。

(目次より)
はじめに 
 しゃべりすぎて得をするのは明石屋さんまだけ
第一章 しゃべりすぎる理由
 バカの知ったかぶり/高学歴ワーキングプアの「教養貧乏」/インテリナルシストの自己満足
第二章 つい、しゃべりすぎてしまう環境の拡大
 新たなビジネス常識「FB,ツイッターでPR」は本当に有効か/ツイッターの落とし穴/誤解を招きやすいブログ/束縛されがちなメール商談/相対のマナーを失うネットバカたち
第三章 なぜ、しゃべりすぎてしまうのか
 言い訳にご用心/激しても語らず/「王様の耳」の魔性/沈黙を怖がるインターフェイサー
第四章 自己アピール圧迫社会に負けないために
 「中身がない」と思われることを恐れない/今、企業で求められるのは「出しゃばり」ではなく「平均点」/凡庸は尊い/しゃべりすぎる人間をうらやましがる必要なし
第五章 それでも「自己アピール」を求められたときの裏ワザ
 なるべく逃げる/褒め殺し/ブラックユーモア&スパイシーリップの効用

はじめに 
 しゃべりすぎて得をするのは明石屋さんまだけ
第一章 しゃべりすぎる理由
 バカの知ったかぶり/高学歴ワーキングプアの「教養貧乏」/インテリナルシストの自己満足
第二章 つい、しゃべりすぎてしまう環境の拡大
 新たなビジネス常識「FB,ツイッターでPR」は本当に有効か/ツイッターの落とし穴/誤解を招きやすいブログ/束縛されがちなメール商談/相対のマナーを失うネットバカたち
第三章 なぜ、しゃべりすぎてしまうのか
 言い訳にご用心/激しても語らず/「王様の耳」の魔性/沈黙を怖がるインターフェイサー
第四章 自己アピール圧迫社会に負けないために
 「中身がない」と思われることを恐れない/今、企業で求められるのは「出しゃばり」ではなく「平均点」/凡庸は尊い/しゃべりすぎる人間をうらやましがる必要なし
第五章 それでも「自己アピール」を求められたときの裏ワザ
 なるべく逃げる/褒め殺し/ブラックユーモア&スパイシーリップの効用


杉浦 由美子[スギウラ ユミコ]
著・文・その他

内容説明

なぜ、彼らはどーでもいいことをしゃべり続けるのか。就活、婚活、フェイスブック、ツイッター…やりすぎ自己PRで墓穴を掘らないために。

目次

第1章 しゃべりすぎて失敗する場面―タイプ別自己PR願望(気配りしすぎて地雷を踏む;効率主義を信じすぎる人 ほか)
第2章 しゃべりすぎる環境の拡張(芸能人が夜遊びを自粛した理由;特権階級という錯覚 ほか)
第3章 「自分のプロモーション」はしないのが勝ち(魔性のツイッター;「ネガティブチェック」の時代 ほか)
第4章 ネット弁慶の立ち往生(“ネットどっぷり”の内輪ネタ;「社交性」と「社会性」 ほか)
第5章 沈黙に勝つ方法(女性はSNSを好む;沈黙を恐れる女性たち ほか)

著者等紹介

杉浦由美子[スギウラユミコ]
ノンフィクションライター。1970年、埼玉県に生まれる。日本大学農獣医学部卒業後、会社員を経て2005年よりライターとして活動中。主に、団塊ジュニア世代以降の女性の消費、ライフスタイル、性的嗜好などを取材し、『文藝春秋』『婦人公論』『AERA』などに精力的に寄稿を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marumo

26
どなたさまも華麗に自己PRしなければならない今。けれど、失敗すれば即「残念な人」の箱に放り込まれるという恐怖。だったら大人しくしてりゃいいものだけど、手軽なツールはいっぱいある。ツイッター、フェイスブックあれやこれや。で、自爆しちゃうのね。リア充自慢がうざいのは見え隠れする承認欲求のためとか。そしてホントのリア充さんはネットのツールには近づかない、と。最後には沈黙の効用が語られ、加点を狙うより減点されないようにしていればよいのだと締めています。目の前の仕事を真面目に片付けていれば充分だそうで、一応納得。2016/02/10

24
タイトルが目にとまって図書館から借りてきた一冊。「しゃべりすぎた」ことで失敗してしまった例が多く載っていて、参考になりました。SNSを利用する大学生は一度読んでみてもいいかも。ただ「しゃべりすぎる若者」である私としては、どうやったらそれを抑えることができるのかを知りたかったため、「とにかく黙っとけ」という本書の結論では満足できなかったのも事実で(汗)結局は自制するしかないのだと教えてもらった、という解釈をしています。でもなんか腑に落ちないなぁ...2015/03/01

アコ

20
SNS普及により誰もが日常を世界中に発信するなかで「過度な自己顕示欲は控えるべき」と例をあげて伝える。共感する箇所もあるけども、結局どうしようもなくない?という感想。嫌なら離れるなど、自己防衛が可能なのもネットの利点だし。イラッとするツボは人それぞれで、なにをリア充とするかも人それぞれ違う。あまり遠慮しすぎて貴重な人やモノとの出会いを逃すのも勿体ない。現代がネット社会で情報過多なのは事実。でもそれに流されすぎず、まず目の前の仕事をきちんとやって、身の丈と本当に心地よい居場所を知るのが大事なのかな。2017/03/21

香菜子(かなこ・Kanako)

14
いかにも旧来型の日本人的な発想の本。自信を持って自分自身の意見や価値観を明確に言葉で伝えることは、これからのグローバル社会では必要不可欠。特に若い人は失敗を恐れずに自己アピールするべきではと思う。若者の失敗を叩くような社会では日本の将来は暗いと思うから。 2017/07/24

アロハ

12
図書館本。ひさびさの病院のお供。はじめはよかったんだけど、途中から気になる点がチラホラ…。自己PRがうまい人が嫌いなのか?自己PRがうまい人は自己PRが上手なだけで中身が伴ってないといいたいのか?と…。子供の頃から、自分が主人公!かわいい!と育てられた環境がある。この先も増えるだろう。さてどうする?とかではなく、どうよそういう人。ってグチってるようにしか見えない。。。もしかしたら、私もそういう世代なのかなぁ。ちなみに著者は8つ上でした。はい、そこを調べてしまうほどのズレを感じてしまったのでした。2017/09/25

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