講談社+α新書
日本は世界4位の海洋大国

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726818
  • NDC分類 558
  • Cコード C0295

出版社内容情報

中国の5倍の海! 今資源大国になる日本の凄い未来!!
技術革新で資源問題と食料危機が完全解決!!
国内消費量94年分のメタンガスをはじめ、海中ウラン、レアメタルの採掘が確実に!!

領海とさまざまな経済的な権益をもつ「排他的経済水域」を足した面積において、「日本の海」は世界6位の広さを誇る。しかも、日本海溝など深い海もあるため、海水量、すなわち海水の体積で見ると世界4位の海洋大国であることを、皆さんはご存じだろうか。そして、そこには、化石燃料、レアメタル、ウランなどの鉱物資源、食料となる水産資源など、日本人が豊かに生きる糧が眠っているのだ。また、日本の海は世界一の種の宝庫でもある。世界中の海に生息する生物のうちの14.6パーセント、実に33,629種の生物が、日本の海で確認されている。これはどの海域よりも多く、日本の海の大いなる可能性を物語っているともいえよう。

●日本がもつ世界4位の海水量
●原発500年分のウランが毎年
●海底熱水鉱床の鉱物とレアメタル
●94年分の天然ガスが眠る海
●尖閣諸島周辺の700兆円の油田
●世界最先端を走る海洋温度差発電
●日本沿岸は「世界三大漁場」
●9時5時で年収1000万円の漁師
●海の農地でバイオ燃料を
●陸の50倍の資源を活かすために

山田 吉彦[ヤマダ ヨシヒコ]
著・文・その他

内容説明

技術革新で資源問題と食料危機が完全解決!国内消費量94年分のメタンガスをはじめ、海中ウラン、レアメタルの採掘が確実に。

目次

はじめに―日本がもつ世界四位の海水量
第1章 偉大な力をもつ「日本の海」
第2章 「日本の海」に眠るエネルギーと鉱物資源
第3章 水産資源と先進技術が生む高度成長
第4章 「日本の海」の大チャンス
あとがき―海を守り続ければ未来は必ず明るい

著者等紹介

山田吉彦[ヤマダヨシヒコ]
1962年、千葉県に生まれる。東海大学海洋学部教授。経済学博士。海洋政策研究財団客員研究員。学習院大学経済学部を卒業したあと、多摩大学大学院修士課程を経て、埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。海洋政策、海洋安全保障、現代海賊問題、国境問題および離島問題の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

221
タイトルだけではどんな内容かパッと分かりにくいが、海洋資源、領土問題など日本の海を巡る問題がわかる。 少し古い本なので最新情報も入手して勉強したい。2021/08/29

mazda

33
将来のエネルギーであるメタンハイドレートの開発は、日本にとって急務であろう。また、実は海水の中にはウランが溶けていて、それを抽出できるという話が書いてあったのは驚きだった。その量、何と原発500年分!これは絶対使いたい。食料自給率に言及していたが、現在日本は自給率40%なので、仮に外国から一切食糧が入ってこなくなったら、5人中3人が飢え死にするそうです…。これが本当なら、政府が目指している自給率向上は、すなわち国民を餓死させる政策になりますが…。2014/02/23

ikatin

11
我が国にとっての海洋政策の重要性を再認識。自分自身、海と関係の深い地域に住んでいるのでいろんな可能性への期待度は高い。しかし低コスト化と法令整備の壁がまだまだ厚い印象。急がないとやばい。2012/01/15

K

8
著者、右でしょ。完全にw ただ、尖閣諸島周辺の油田開発を多国籍で行うことなど現実的な視野で考えている姿勢には共感できた。 国境警備衛星という発想も面白い。これは調べてみる必要がある!2016/01/26

Humbaba

8
日本は島国である.そのため,領土面積と比べて経済水域の面積は格段に広い.かつて,経済水域から産出されるものは魚介類だけであったが,技術が発達したことにより,そこから資源を獲得できる可能性が高まった.2013/02/08

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