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講談社+α新書
「交渉上手」は生き上手

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726504
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0234

出版社内容情報

夫婦・上司・面接 人生は交渉の連続である!
企業が選ぶ弁護士ランキングで連続登場!トップ弁護士が教える「幸せになる技術」

世の中には交渉術の本があふれかえっている。それだけ交渉の重要性は誰でも理解しているということかもしれない。それなのに、否、それゆえにか、どの本も交渉に勝つための術策で埋められている。交渉に勝て、相手をやっつけろ、少しでも利得を大きくするためにどうするかというテクニックが満載されている。(中略)しかし、人生が連続する交渉の場であるとすれば、いつも、勝ち続けるなどということがあり得るのだろうか。仮に、いつも人に勝ち続けたとして、そのような人は成功者として尊敬され、幸福に包まれているのだろうか。

●2人以上になれば交渉が始まる
●面接試験は人生最大級の交渉
●交渉の名人は「貸し」をつくる
●大岡越前は何を裁いたのか
●勝海舟と西郷隆盛、勝者は誰?
●ハードネゴシエーターへの幻想
●「アメ」ほど効くものはない
●苦情処理係のノウハウに学ぶ
●気の弱い人にも武器はある
●勝ちすぎはよくない

久保利 英明[クボリ ヒデアキ]
著・文・その他

内容説明

夫婦・上司・面接―人生は交渉の連続である!トップ弁護士が教える「幸せになる技術」。

目次

第1章 人生は交渉の連続である(人間は一人きりでは生きられない;二人以上になれば交渉が始まる ほか)
第2章 交渉とは自分を知り、相手を知ること(オレンジの何がほしいか;バーゲニングパワーを客観視する ほか)
第3章 実践!「久保利流」テクニック(アウェイよりホームグラウンドが有利;アウェイ訪問は奥の手 ほか)
第4章 代理人を使う交渉・特殊な交渉(交渉代理人で妥協を持ち越す;本人では交渉できない ほか)
第5章 「負けた」と言わない限りは負けない(交渉は人生と同じ;決め手は人間力 ほか)

著者等紹介

久保利英明[クボリヒデアキ]
1944年、埼玉県に生まれる。弁護士。東京大学法学部卒業。1998年、日比谷パーク法律事務所を開設。総会屋を一掃する「久保利方式」を編み出して、総会を一般株主のものにし、多くの有用企業がこの方式を採用する。『日経ビジネス』の「企業が選ぶ弁護士ランキング」4年連続1位を獲得。専門分野はコーポレートガバナンス(企業統治)、コンプライアンス(法令順守)、株主総会運営など。第二東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長、日本放送協会「職員の株取引問題に関する第三者委員会」委員長、企業などの調査委員会委員ほか歴任。2004年より大宮法科大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fige

0
久保利弁護士は総会屋対策の神様のような存在のため、タフネゴシエイトをガンガンやってそうなイメージがついて回るが、実際には緻密な状況分析・方針を立てて、やるべき準備は尽くしたうえで、大胆かつ緻密な交渉をしていることがわかる。 「人生とは交渉の連続」であるとのテーマのとおり、人は1人では生きていない以上、社会生活を送るうえで、ありとあらゆる場面で毎日何かしらの交渉を行っている。相手の話をよく聞き、相手が求めるものを適切に理解することが交渉の肝であるとの説明はしっくりきた。2015/08/17

たかし

0
弁護士による交渉術の本。薄くて読みやすい。実際,交渉のやり方なんてものは本でなくて,実務で身に着けるものではあるのだけれど。2014/05/03

Masaki Sato

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人生は交渉の連続であるという考え方はとても納得感がある。交渉の勝ち負けというのは相手を論破したとか表層的なものではないというのは常に念頭に置かねばならない。勝ち過ぎることによって周囲から孤立してしまったり次がなくなってしまったりすることもある。何がゴールなのかを考えておかねばならないのだが、久保利先生が言うように、人間生きているだけで勝というところまで言い切れる人間力がいちばん大事になってくる。2023/07/29

みずたま

0
久保利先生らしいかな。お金と権利は手に入れたから名誉が欲しいと、堂々と宣う人。だからおそらく、本のような綺麗事の正道じゃない道もたくさん歩んでこそなのだろうけど、それでも最後はこういう真っ直ぐな態度が1番強いと行き着いたのでしょう。羨ましい

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