内容説明
脳科学が効能を証明したモンテッソーリ法!そのメカニズムと実践を初歩から徹底解説。
目次
第1章 子どもの脳が賢く育つ敏感期
第2章 モンテッソーリ法と多重知能
第3章 日常生活の練習で活きる子どもの脳
第4章 感覚教育が育む子どもの脳
第5章 言語教育で豊かになる子どもの脳
第6章 算数教育で伸ばす子どもの脳
第7章 文化教育で広がる子どもの脳
第8章 モンテッソーリ法と親業
著者等紹介
永江誠司[ナガエセイジ]
1949年、島根県に生まれる。福岡教育大学教授。文学博士(広島大学、1988年)。トロント大学エリンデール校神経心理学教室、ボストン大学医学部失語症研究所客員研究員(1997~1998年)。専門は、発達心理学、神経心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょうみや
11
モンテッソーリ教育と脳の発達を結びつけてモンテッソーリの効果に裏付けを与えている内容、なのだが両者の間にガードナーの「多重知能理論」を挟んでおり、多重知能とモンテッソーリの活動を対応付けているだけの内容とも言える。それでもそれなりに参考にはなった。2018/03/16
ぷー
6
モンテッソーリについて、わかりやすく書いてある。 メモ 早期からのバイリンガル(10才まで)は、2言語で使うブローカ野の領域が同じ。メロディ、和音は右脳だけリズムは左脳。心の理論 4才以降に働きが顕著に。 2018/12/26
ぷりっつ
5
読みました。脳の作りから話してくれるので、今まで読んだ本とは違い説得力はある。考え方を学ぶには良かった。一方具体的に何を?は少なめ。2018/08/31
さき
4
モンテッソーリ教育が、子どもの脳のどの部分を使っているのか、脳科学とリンクして説明してくれる一冊。なるほど〜と思って読めたが、モンテッソーリ教育の内容を大方知っていると、そこまで新たな発見はなかった。むしろ、やっぱりモンテッソーリ教育って脳科学の観点から見ても有効だとわかっただけでした。2020/06/20
ジュリ
2
これをやるとどの脳の部位が働くのかを解説している本。モンテッソーリ教育では、どういったことをするのか具体的なことを知りたかったのだけど、そういった内容ではなかった。脳には、とくに発達する時期がある。その時期にやるからこそ、脳が発達する。だから、大人が子どもと同じことをやっても、脳の発達は期待できないのかもしれない。2024/04/06