内容説明
東京23区内に50個も!あなたの街にもある!江戸っ子の粋と信心が生んだ不思議な史跡!知られざるスピリチュアルスポット「自分達で造り上げた富士山」の魅力を紹介。
目次
第1章 富士塚へようこそ(歩いて出会える仰天史跡;富士山への想い;富士塚を造った人々 ほか)
第2章 厳選!富士塚36基登拝ガイド(八幡宿富士(千葉県市原市)
流山富士(千葉県流山市)
葛西金町富士(東京都葛飾区) ほか)
第3章 イベントで楽しむ富士塚(八幡宿富士;下谷坂本富士;駒込富士 ほか)
著者等紹介
有坂蓉子[アリサカヨウコ]
美術家。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。12年の米国滞在期間を含め、日本および米国で個展、グループ展、音楽・ダンスとのコラボレーションやパフォーマンスを行う。1998年より、富士塚めぐりを開始。同時に、富士塚をモチーフとした作品の制作をスタート。以来、独自に富士塚の調査・研究を続ける。2007年には携帯できる富士塚、「富士塚キット」を制作販売。2007年、2008年と横浜市緑区長津田地区センター屋上にて、参加型インスタレーション「長津田メタル富士」を制作。富士塚をめぐるツアーなどもプロデュースする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
14
富士山は日本人にとって特別な意味を持つ.現代であれば行きたいと思えば比較的簡単にいけるが,かつてはそれは不可能であった.そのため,自分たちの近くに塚を作り,それを富士塚として訪問した.2013/04/21
bvbo
3
「富士塚御利益散策ガイド」とあるように富士塚について、軽めの一冊。図もたくさんあり、富士塚行ってみたくなる。富士塚に猿はなぜかと思ってたんだけど、謎なんだ〜。 2018/11/09
shamrock
3
住まいの周りにこんなに富士山があったとは知らなかった。この本に載っていて、明日にでもいける距離に10箇所以上。コレははまりそうな予感。2013/08/30
ネオ
2
富士登山をしたことはない。まさか富士山がこれほど奥深いとは知らなかった。富士塚レシピを見ながら、この本で紹介されている富士塚を訪ねてみたくなる。民俗学者ではないのによく調べてあり(美術家との事)著者の富士塚への愛を感じた。2016/01/06
クジラ
1
「富士塚」については,まったくの初心者だか,先日ひょんなことから,富士塚に行く機会を得た。日和が良かったことも幸いしたのか,あるいは富士塚そのものに魅力があったためか,また来たいという印象を抱いた。これを契機に,他にもある富士塚に時間があれば行ってみたいなと思うようになり,この本を手に取った。身近な富士塚が一覧にまとめられていて,参考になった。まずは魅力のありそうな順で見に行ってみたい。2021/06/23