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世界でいちばんやる気がないのは日本人―成果主義が破壊した「ジャパン・アズ・No.1」

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062725026
  • NDC分類 336
  • Cコード C0234

内容説明

「勤勉日本人」は、どこへ行った!?北欧に学べ!ボルボ、ノキア、イケアを生んだ「ヴァイキングの教え」で国際競争力を取り戻す法。

目次

序章 世界でいちばんやる気がないのは日本人?
第1章 やる気を失った日本人と成果主義
第2章 日本人上司とスウェーデン人上司の違い
第3章 「やる気」のメカニズムを解剖する
第4章 日本人管理職は、なぜ部下のやる気を失わせるのか
第5章 甘えたいから、ワガママを言わない日本人
第6章 私の「マネジメント・バイアウト」
第7章 ヴァイキングの教え

著者等紹介

可兒鈴一郎[カニレイイチロウ]
1935年、東京都に生まれる。慶應義塾大学経済学部を卒業。ガデリウス株式会社(スウェーデン系企業、現ABB株式会社)にて、輸入業務・営業、企画調査、財務、経理・予算管理、人事・人材開発などの職務を歴任。現在、異文化・ビジネススキル教育研修機関の株式会社インテック・ジャパン代表取締役社長。スウェーデン系企業におけるスウェーデン人エグゼクティヴたちとの交流、および日本の主要企業で海外赴任する人材の事前研修実施などの経験を重ねて、「北欧企業の世界戦略」や「異文化コミュニケーション術」などでの講演、研修も数多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
いちばんやる気がないのは日本人?: 規制緩和 一億総中流ゆえのやる気 やる気を失った日本人と成果主義: 人件費抑制と意欲向上は両立せず 突然個人プレーが無理な日本人 日本人・スウェーデン人上司: フェアじゃないことに猛反発 組織を自分の色に染めない 上司=優秀なカウンセラー やる気のメカニズム: 悪用 日本人管理職: やる気を失うメカニズム 日本人管理職の権限 和を以て責任を取らない日本人 義理と人情は甘えの世界 甘えたいから、ワガママを言わない日本人: 足して2で割る妥協 これで食べてる・欧米人の意識2018/10/27

O. M.

1
今日の日本人と欧米ビジネスパーソンの働き方についての比較。日本人は、組織に甘え、自己決定しない。やる気がなくなり、生産性が落ちている。一方、本書が推奨している北欧のビジネスパーソンは、一人ひとりが組織に頼らず、自主独立の精神で働いて、成果を出している。今日日本では、小手先の成果主義や時間外規制のような「手法」が導入されているが、それよりも「意識改革」が必要。あと参考になったのは、欧米の上司は、日本人上司と比べて、部下にしっかり説明し、個別合意を取ることに時間をかけているということ。2017/02/05

aki

0
IMD国際競争力やエンゲージメント(仕事に対するモチベーション)を分析して、単にやる気があるという単純な面ではなく、会社の成長に貢献する意欲や学習意欲の差が、どこから発生しているか論ずる。給与体系や成果主義だけではエンゲージメントが向上しないのを明快に説明。後半部分の著者自身が起業して独立するパートも面白い★3.52017/10/29

ザック

0
日本の企業、特に大手が採用している”成果主義”が有害な制度であることは同意。ほとんどの企業では、成果を正しく評価する手段を持っていないでしょうから。 目標管理もほとんど同じです。これ、管理者と担当者が日々会話しながら業務を進めていれば、自然に出来るものであって、構えてする必要は感じませんね。 ただ、プレイングマネジャーが増えているなかで、そんな対話を管理者は本当に出来るのか?本来はこれが本職のはずですけど... 最近議論になっている長時間労働の問題も、その解決にはこれが必要条件だと思います。2016/10/21

kinjiro

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アメリカの大手人事コンサルティング会社の調査結果を引用し、日本人は世界一やる気がない、という結果を示します。 これにはちょっとしたショックを受けます。 日本に「やる気がない」、「管理職の能力がない」ことを問題点とし、「北欧から学べ」と主張します。 では、北欧の特徴は。 北欧=ヴァイキング=自主独立の精神を持った個人がゲリラ的に活動できる(反対に日本企業は、落日の巨大帝国のように、リスクを取らない個人ばかりが増殖してしまった。)2013/04/09

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