内容説明
妻への関心が低い、日本の夫の危うい意識。会話の時間もないのに、なぜか定年後もうまくいくと考えている日本の男性よ、目覚めよ。
目次
序章 夫と妻の「くい違い」
第1章 妻への関心が低い、ワンマン型夫婦
第2章 無関心のバランス、割り切り型夫婦
第3章 夫婦の「愛」を意識する欧米諸国
第4章 儒教精神が揺らぐ韓国の夫婦
第5章 日本の夫は妻が嫌いなのか?
第6章 日本の夫婦の幸せなかたち
第7章 夫婦のリ・デザイン
著者等紹介
狭間惠三子[ハザマエミコ]
1960年、大阪府に生まれる。立命館大学文学部卒業。1982年、サントリー株式会社入社。人事部、広報部を経て、サントリー不易流行研究所所属。2005年、サントリー次世代研究所に名称変更。主な研究テーマは、家族関係・親子関係の調査、子どもの育ちや環境、現代人のコミュニケーション・付き合い方の研究など。現在、大阪府文化財センター評議員、大阪地方裁判所委員会委員、京都府消費者生活審議会委員、NPO法人こども環境活動支援協会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ponte
1
以下備忘録。 ・「夫婦であろう」とするための工夫や努力は、夫婦がただ自然に存在するのではなく、意志が大事であること、互いの幸せを願う気持ちが夫婦や家族を成立させている。 ・片方の我慢によって成立していた関係では、夫婦が同時に変化を受け止めて、新しい関係を作ることがむつかしいように思えます。 ・他人である二人が一緒に暮らすには、やはりお互いを理解することが必要であり、そのためには会話が必要。 ・夫婦のバランスがとれているポイントは、まず夫と妻が二人とも自分たちの関係が心地よいと感じているかどうかです。2017/11/04
貧家ピー
0
年をとって、夫と妻の意識が違うという本。 猛烈サラリーマンが求められた時代と言えばそうだろうが、働きすぎたのが大きな原因だろう。2006/12/07