内容説明
伝統と誇りを取り戻せば、日本は再び輝く!!「最後の国士」が斬る西洋文明の限界と野蛮性。
目次
第1章 時代の大義
第2章 真の大義なき現代
第3章 和の国の民主主義
第4章 国家指導者の大義
第5章 天皇と武士道
第6章 精神のルネッサンス
著者等紹介
前野徹[マエノトオル]
1926年、東京都に生まれる。1950年、日本大学法学部卒業。読売新聞社などを経て、1960年、東急グループの総帥・五島昇氏にスカウトされ、東京急行電鉄の秘書課長に。その後、五島氏の懐刀として政界、財界、マスコミとの折衝役として活躍。この間、中曽根康弘氏、石原慎太郎氏、安倍晋三氏などと密接な関係を築き、「最後の国士」と呼ばれる。1970年、東急エージェンシー常務。1981年から1992年まで東急エージェンシー社長。この間、業界13位だった同社を電通、博報堂に次ぐ3位まで躍進させる。アジア経済人懇話会会長、(社)日本経営士会会長、(社)ニュービジネス協議会顧問などの公職を務めるかたわら、多くの勉強会を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なおわん
4
とても読みやすかった。分かり易かったと言ってもいい。この国の誇りは我々日本人一人ひとりの言動にあるのだとすると、僕もまた一生懸命に生きなければと思うのだ・・・。2015/05/19
とくけんちょ
1
日本人として胸がはれる文化や歴史について、作者の考えが書かれている。嫌な人はジンマシンがでるかも。でも、本来、本ってのはこういうもん。読み手が多角的な視点を持っていればいいだけ。私と公の関係性については共感できた。拒絶反応をみせず、ふるさとを大切に、いいところを知って、自分の祖先のことを知る。これって大切じゃないか2017/10/12
Yasushi I
1
戦後日本にある利己的で国を顧みない個人主義に警鐘を鳴らしている。しかし気持ちはわかるが、過去の日本はすべて正しく平和的で、欧米中国は暴力的で刹那的と決めつけており、ナショナリズムは良くないと言いながら日本民族は優秀で、皆見習うべきとしている。これこそがナショナリズムではないのか。日本の良いところを伸ばし、異文化からも謙虚に学ぶことが必要と考える。2014/10/13
Humbaba
1
日本という国は、マスコミで報道されているのとは実態が異なる。古来より勤勉な性格をしており、識字率も同じ時代の諸外国と比べて高かった。そのおかげで近代化もうまく乗り切ることができた。2010/02/24
ま
0
内容まとめる気にもならん。一言でいえば「古き良き日本万歳」。「海外はこうなんだけど日本はこうなんだぜ、日本ってすごいだろ。でも最近の日本はなっとらん。」延々とこれを繰り返してる気がする。私も右的な考え方を持つ人間だけどこれはいただけない。ナショナリズムとペイトリオティズムの解釈も現代社会の中で正当性を得られた論じ方ではないし。強いて面白いところをあげるとすれば、自分に敵対する意見に対してはボロックソに言うところかな。まあとにかく非科学的だし感情論で書かれた感が否めない。2012/02/17