内容説明
1億総ギレ時代を平穏に生き抜く究極の対処法!職場や家庭で炸裂する理不尽な怒りの正体を、気鋭の臨床心理士がサド・マゾ的概念から説く。
目次
第1章 サディスティック・パーソナリティ
第2章 サディストのサブタイプ
第3章 サディストとどう付き合えばいいのか?
第4章 サディストの性格を改善する方法
第5章 マゾヒスティック・パーソナリティ
第6章 マゾヒストのサブタイプ
第7章 マゾヒストの性格改善のために―交流分析の立場から
終章 サディストとマゾヒストの切っても切れない腐れ縁
著者等紹介
矢幡洋[ヤハタヨウ]
1958年、東京都に生まれる。西武文理大学講師、臨床心理士。京都大学心理学科卒。精神病院の相談室長、明治生命厚生事業団ウェルネス開発グループ副主任研究員(リラクゼーション指導研究)などを経て、矢幡心理教育研究所所長。「アエラ」「夕刊フジ」「サンデー毎日」などに社会事件に対する心理学的なコメントを紹介される一方、総合誌への寄稿も数多い。また、ニュース番組のコメンテーターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抜け忍1号
1
2007年7月5日に読了している。サドやマゾといった人間の行動や心理をテーマにしている新書。臨床心理学者って私はあまり信用できないんだけど、本書でサドやマゾのイメージが少し変わった。この本は、人間関係や感情の共生についても深く探る内容が含まれているようで、社会心理学や人間行動の複雑な側面を紐解いていくものといえる。日常生活や人間関係の中で発生する感情や心理的な動きに焦点を当て、独自の視点から分析している。例えば、「意地悪」や「グチ」といった行動をどう共生の観点から捉えられるかが興味深いテーマになっている。2007/07/05
ひろ
1
面白い。昨今では娯楽的な意味合いでサディスト、マゾヒストという言葉が使われるが、本書ではそれとは異なる精神学的な意味合いでの言葉として説明されている。学問的なことはわからない自分だが、自分からドSやドMと言ったり、周りから言われたりして喜ぶことがいかに可哀想なことかだけはよくわかった2016/02/28
いたこねこ
0
サディスト・マゾヒストの特徴を知りたくて読みました。
のの
0
マゾもサドも表裏一体で、みんな病的な一面を持っているのではないか。2012/01/07