内容説明
もう騙されない戦争ニュースのホントとウソ!歪んだ歴史認識、偽善的な談合体質…。各国メディアが指摘する日本マスコミの実態。
目次
序章 戦争ニュース 裏を読みとくカギ
第1章 アルジャジーラがアメリカに嫌われる理由
第2章 中国、韓国、台湾から見る戦後処理という地雷
第3章 裏読みの手がかりとなる海外の視点
第4章 どこへ行く?日本メディア
第5章 戦争に踊らされないメディアづくり
おわりに―貧困なるジャーナリズム
著者等紹介
保岡裕之[ヤスオカヒロユキ]
1963年、東京都に生まれる。青山学院大学文学部英米文学科卒業。米国ポイントパーク大学及び同大学院ジャーナリズム・コミュニケーション学科修了。1990年よりアメリカでジャーナリズム・メディア論の研究をする一方、フリーランス・ジャーナリストとして日米メディアで執筆。政治、スポーツ、文化論、人物批評、メディア比較と、国際的な視点に立脚した幅広い言論活動を行っている。1997年より、活動の拠点を日本に移し、現在、各種メディアで活躍中
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感想・レビュー
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かぉ
3
マスメディアに関する書籍を読んだのは初めてだったので、日本のマスコミが思った以上に自由度が無く、かなり世界から見ても異質な状態であることが理解できた。著者の主観に置かれている部分には賛成出来ないところがあるが、戦後のマスコミの姿が良くわかる。2014/02/21
narmo
1
(前半部分を読んだ感想)私の実感をほぼ完全に裏付けてくれる本。この本に出会えてよかった。惜しむらくは、この著者さんが現在はジャーナリストとして活躍されていないこと(あるいは活動されてるのかもしれないが、目立った活躍がないだけ?)。図書館で借りた本だけど、購入したい。 (最後まで読んで追記)上記は前半分まで読んだ感想。5章まで読んだ感想として、この筆者は日本のことになるとずいぶん冷静さが欠けるなぁという印象。対談相手が大人に感じる。ドイツ、さすが、と見直しました。2023/05/11
aaaabbbb
0
反米色の強いジャーナリストの戦争ニュース解説。2011/07/26
min
0
戦争はまだ続いている。そしてそれに気づかない人々がおおすぎる。情報社会に生きる私たちはこれらを見なければならない。メディアという強大な力を前に、飼い馴らされず生きるための必携本。2009/04/21
伊達酔狂
0
☆☆☆☆2005/12/27
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- 和書
- 世界の人間像 〈25〉