内容説明
如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。さまざまな「仏像の約束事」を知り、仏像を拝むことから、仏教の教えに入っていけるようになる。
目次
第1章 大仏さんは宇宙のほとけ
第2章 仏像はなぜつくられたか?
第3章 仏像は祈りの対象である
第4章 ほとけの世界はまんだら大宇宙
第5章 お寺と仏像との関係は?
第6章 仏像の種類と仏教的意義
第7章 ほとけさまと対話する
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪府に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程を修了。気象大学校教授を経て、宗教文化研究所を設立。まんだらの会会長。宗教評論家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめ
0
入門という割にはちょっと難解だった気がする2014/04/03
圓子
0
仏像のない仏教もあるんだよな、と今は思う。でも持仏もほしい。
アフロ先生
0
この本すばらしいです。ひろさちやさんの本は前々から読みたいと思っていましたが、まだ数冊しか読んでませんでした。この本は仏教入門に最適ですね。これからもひろさちや先生の易しそうな本を片っ端から読んでいきたいと思います。ガネーシャの話面白かったね。夢をかなえるゾウのファンとしては。2010/10/10
雨巫女
0
仏像は、美術品ではなく、祈りの対象にしていきたい2009/07/16
55くまごろう
0
たとえ話や比喩などを用いて、仏教の世界をとにかく易しく解説してくれている。ここまで簡単に説明するのはどうなのか、と感じる点もあるが、本書で初めて知るような内容もあり学ぶところがあった。特に大日如来・毘盧遮那仏の位置づけについては新たな発見だった。こういうテーマは固有名詞が覚えにくくすぐ忘れてしまうので、時々こうした平易な本を読むのは記憶の定着に良いと思う。2019/05/07