講談社+α新書
最古参将棋記者 高みの見物

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062722124
  • NDC分類 796
  • Cコード C0276

内容説明

観戦記者として50年!盤側の御意見番が語る!棋王戦を中心に、名人戦・王将戦・王座戦・王位戦・竜王戦・棋聖戦など数多くの名勝負を見つめてきた現役最古参の将棋観戦記者だからこそ書ける秘話の数々。

目次

第1章 忠幸、将棋界にもの申す(「国技将棋」と唱えよう;いつの日か「日本将棋会館」を ほか)
第2章 名人名勝負よもやま話(木村義雄名人との縁;将棋堂参拝で強くなろう ほか)
第3章 将棋にまつわる日本語講座(「ノータイム」の正しい使い方;呼称の違いに異議あり ほか)
第4章 将棋界への提言(初手やり直しに「待った!」;発見!忠幸流振り駒の法則 ほか)

著者等紹介

田辺忠幸[タナベタダユキ]
1931年、東京都に生まれる。1948年、早稲田大学に入学、学生将棋で活躍。1956年、共同通信の記者となり、1959年から運動部で相撲、柔道、将棋、囲碁などを担当、将棋観戦記を執筆する。1974年、「棋王戦」創設に参画、運営に当たる。その後、大阪支社運動部長などを歴任して、1991年に定年退社するが、フリーの観戦記者として活動を続けている。1997年に将棋ペンクラブ大賞、2002年には大山康晴賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

13
週刊将棋連載「見物記者よもやま話」をまとめたもの。「王様という駒はない」とか「スポーツ界の王手、逆王手はおかしい」とか「棋士・棋界だけだと将棋と囲碁の区別がつかない」とか。独自のこだわりが面白い。そうこだわるのなら、「将棋の日もおかしい」と言ってほしかった。11月17日は「御城将棋の日」かつ「御城碁の日」なのだから。2017/03/30

ライアン

3
ベテラン記者の話だけに昔のタイトル戦の話とか面白かった2014/08/09

左近

0
長年に渡り将棋観戦記者を務め、棋王戦の創設にも関わった著者の、四方山話。将棋界への様々な提言が盛り込まれているが、堅苦しい印象は全く与えず、楽しい読み物となっている。当日中に決着が付かず、まさかの封じ手で一週間後に指し継ぎとは、のんびりした時代だったんだなぁ…タイトル戦で写真撮影のため、初手を何度もやり直すのは、自分も疑問に思ってた。勝負の場に対する冒涜ですよねぇ。最後にタイトル戦の結果一覧を収録。2003年の出版なので、翌年から竜王戦を連覇し続ける“最強竜王”渡辺明の名前が影も形もなく、何だか不思議。2013/05/29

ko1kun

0
棋界の内側からの辛辣な意見が興味深い。ただの年寄りの愚痴ではなく様々な提案をしているのが素晴らしい。2011/03/09

てらさか

0
いろんな名勝負を見ているのがうらやましい。2018/12/19

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