内容説明
「実験」。小沢征爾は音楽家としての意味を語る時、つねにこの言葉を口にする。「東洋人として西洋音楽をどこまでやれるか」という挑戦の一日一日。「世界のオザワ」になった今日でも、その初志は変わっていない。ぐだぐだ理屈をこねるのではなくて論より証拠の「事実」を見せつけてやる、という冒険的姿勢こそ、小沢の流儀にほかならない。至近距離から取材してきた著者が初めての「生の声」を届ける。
目次
序章 ウィーン・デビュー
第1章 小沢征爾の「実験」
第2章 「世界のオザワ」と日本
第3章 一人一人の心に音楽を届けたい
第4章 ほんものの音楽へ
第5章 美しい音楽は悲しい味がする
第6章 みんなの音楽へ
著者等紹介
小池真一[コイケシンイチ]
1964年、東京都に生まれる。慶応義塾大学経済学部を卒業。1989年、共同通信社に入社。同文化部で、音楽、舞踊などを担当している
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感想・レビュー
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