内容説明
日本企業の常識が「非常識&危険な落とし穴」になる!外国企業といっても米国と英国系企業ではこんなに違う。事業形態、法務、財務、戦略戦術など、日本企業との相違を図解で簡潔に解説。ビジネスで絶対失敗しない基礎知識。
目次
第1章 外国企業の仕組み(日本への進出が続く外国企業;投資ファンドと企業買収 ほか)
第2章 米国の企業システム(会社の経営システム;きしみが出た米国企業の企業統治 ほか)
第3章 海外で事業を進める(最適な事業形態を選択する;日本と海外の事業形態の違い ほか)
第4章 財務諸表で外国企業を理解する(企業価値精査と財務分析;連結決算 ほか)
第5章 海外企業の戦略と戦術(戦略のない日本企業;企業買収は損か得か ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
ちょっと表題が、あまりにも売らんかな、の意識が出すぎていてあまり好みではないのですが、海外の企業の組織や考え方について分かりやすくかかれています。とくに欧米の企業の行動理念のようなものが日本企業の常識とかなり異なっているということが分かります。海外企業との取引や海外に行こうとしている企業人にとっては一つの知識として読むのがいいのかもしれません。2015/11/11
Humbaba
3
現在の起業は,大きくなれば日本にとどまれないという可能性も高い.ただし,何も考えずに日本の常識を世界の常識と考えれば,危険な落とし穴に嵌ることになり得る.また,外国企業と言っても,国によって違っているので,どの国に行くのかを選ぶときにそこも考慮に入れるべきである.2011/02/23
goi
1
海外における役職、事業形態の基本知識を付けるための入門書として読むにはよい。著者の在住期間が長かった米国に重きを置いた内容。英国・豪州についても触れられているが、多少という程度でタイトルには違和感あり。また、中国やシンガポールについて知りたいという人には向かない。2016/04/29