講談社+α新書<br> 父親受難―父と子のメンタルケア

講談社+α新書
父親受難―父と子のメンタルケア

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062721134
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0295

内容説明

父のストレス、子のストレスが家庭を危うくしている。家族はあっても家庭はない。そういう父親はもはや論外!健全な父子関係はどうつくられるか。学校医として多数の父子間の問題に取り組んできた精神科医の分析解明。

目次

第1章 「父親」は、なぜかたいへん!
第2章 父親のせいでダメになる子供
第3章 父子関係が引き起こす問題
第4章 父親の存在感をどう示すか
第5章 父子関係を再構築する父性性

著者等紹介

関谷透[セキヤトオル]
1931年、満州(中国東北部)に生まれる。1957年、北海道大学医学部を卒業。同大学大学院修了後、東京大学医学部精神医学教室に入局。精神科医。初台関谷神経科クリニック院長。日本精神保健福祉連盟理事、日本精神神経学会評議員、日本精神神経科診療所協会理事などのほか、東京都渋谷区精神科学校医、渋谷区立代々木中学校の校医を長年務めている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルバルミチル

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家庭内における父親の役割について書かれた本。かなり前(2002年)出版された本であり、当然、著者の家族観は今風でないな、という箇所がある。たとえば〈家庭でも、中心の柱となるべき父親がきちんと家族を掌握していないと、家庭崩壊につながります〉といったように、随所に家父長的な名残がある。しかしながら、2002年というのは新自由主義の影響で日本の社会が大きく転換し(始め)た時期であり、その時点での認識を知ることは、日本の家庭感の変遷を掴む上で有意義だろう。また、父親の働く姿を家族に見せよという助言も興味深い。2016/09/15

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