内容説明
町並みの見どころ、歴史散歩の勘どころを知ると、旅の面白さがグーンと増してくる。日本全国から選りすぐった108の町並みに息づく日本人の心を体感できる一冊。
目次
第1章 みちのくの道(栃木(栃木県)
舘岩(福島県) ほか)
第2章 板東の諸道、甲州路、東海道とその脇道(佐原(千葉県)
土浦(茨城県) ほか)
第3章 中山道と北への諸道(柏原(滋賀県)
美濃太田(岐阜県) ほか)
第4章 京都周辺の諸道と北陸路(坂本(滋賀県)
鵜川(滋賀県) ほか)
第5章 中国路と瀬戸内の海路と四国路(平福(兵庫県)
津山(岡山県) ほか)
第6章 九州路・北と南の道と海路(秋月(福岡県)
吉井(福岡県) ほか)
著者等紹介
吉田桂二[ヨシダケイジ]
1930年、岐阜県に生まれる。建築家。東京美術学校(現・東京芸術大学)健築科を卒業。連合設計社市谷建築事務所に所属。東京芸術大学客員教授。2000軒以上の住宅を手がけ、「住み手に学ぶ」が信条。日本住宅建築の第一人者として活躍中である。一級建築士。全国町並み保存連盟顧問
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
日本にも,昔の情緒を残したままの街並みというものは保存されている.それらは少しずつ昔と姿は変わりつつあるものの,完全に消えてしまったわけではない.その場所を歩きながら,当時に想いを馳せるのは非常に豊かな時間を過ごせるだろう.2010/11/17
ice cream
2
地域固有の町並みには、その地域の自然条件や社会条件に根ざした暮らし方が垣間見える。そうしたものを探ることが町並みを歩く楽しさである。そして、そんな気分が味わえるのがこの本である。細かいスケッチと、特徴がまとめられた簡潔な文章で瞬時にその場の情景が浮かぶ。瞬時にその場にトリップした気分になれる。吉田さんの本は読んでいてすごく楽しい。2009/07/24
のぶ
0
108の町並を選ぶセレクションは納得でき、かつ新たな発見のあるものでした。各町並に見開き2ページを使ってて、その半分が代表的な風景のスケッチと略地図(どちらも著者の手描きのようです)とデータ、残りが文章です。略地図(北が上とは限らない配置)にはクサビ型のマークが、黒が1つと白がいくつか描入れてあって、どうやら黒がその頁のスケッチの場所で、白はその他の撮影ポイント(として「おすすめ」なのか著者が「ここでも写生しました」なのかは不明)を表すらしいのに気がついたのは終盤になってからでした(説明がないんだもん)。2013/04/10
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