内容説明
体験してわかった!あきれた矛盾とデタラメ。スタートして1年、みんなが幸せになれるはずなのに、逆に不幸にしてしまった介護保険。お役人が作ったこの血の通わない制度の問題点をユーモラスに解き明かす。
目次
第1章 子が親の介護をするのは当然か
第2章 こんなにある介護保険の矛盾
第3章 ケアマネジャーも泣いている
第4章 貧乏人はサービスが受けられない
第5章 明確な基準のなさが生む不公平
第6章 言いたくないけど、ドイツでは
第7章 役人が制度をますます悪くする
第8章 老人と家族を不幸にするシステム
第9章 追記:自治体のバラツキも問題だ
著者等紹介
門野晴子[カドノハルコ]
1937年、東京都に生まれる。ノンフィクション作家。1982年にわが子の受験戦争を描いた『わが家の思春記』(現代書館)を発表。以後、教育問題の著作に携わる。また最近では、自身の体験をもとに老人介護、老人福祉の分野でも旺盛な執筆活動を行っている
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