内容説明
イギリスで最も美しいといわれる湖水地方を愛し続けた桂冠詩人の観照と思索の軌跡。現代人がいつの間にか失ったゆったりした時間と自然との語らいが取り戻せる本。
目次
序章 湖のある風景
第1章 記憶の中の自然
第2章 「嵐の時」とその後
第3章 自然と対話をする詩人
第4章 ドイツ冬の旅
第5章 グラスミアの家と故郷再生
第6章 スコットランドの旅
著者等紹介
出口保夫[デグチヤスオ]
1929年、三重県に生まれる。早稲田大学教育学部を卒業。同大大学院を修了し、早稲田大学教授を経て名誉教授に。英文学者。イギリス・ロマン派の詩人を中心にイギリスの文学、文化を紹介し、イギリスブームの火つけ役となる。『キーツとその時代』(上・下、中央公論社)で国際アカデミー賞、大隈記念学術褒賞、『キーツ全詩集』(全3巻、白鳳社)で日本翻訳文化賞を受ける
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感想・レビュー
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- 和書
- SPECT基礎読本