内容説明
誰も知らなかった本物の温泉の本当の実力!人の心を癒す“名湯の3条件”に適う温泉はどこか。温泉と温泉地の癒し効果を、歴史と科学の目から検証する。なぜ、日本人は温泉に魅了されるのかがわかる本。
目次
第1章 快楽物質を生じる温泉の秘密
第2章 源泉は新しく、温泉地は古いほどいい!
第3章 温泉はなぜ心とからだを癒せるのか
第4章 名湯の条件と温泉をもっと楽しむ法
第5章 歴史を動かす温泉地の人と事件
第6章 ハダカと混欲の歴史的背景
著者等紹介
石川理夫[イシカワミチオ]
1947年、宮城県に生まれる。東京大学法学部を卒業。外資系出版社に入社。百科事典編集者を経て独立し、編集企画事務所を主宰。温泉の文化史に関心を持ち、国内外の温泉取材を続ける。温泉評論家として、さまざまなメディアで活動中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
温泉と一言にいってもその効能は様々である.また,同じ温泉であっても常に同じだけ効能があるとは限らない.温泉の成分を調査してみると,以前測定された値と比べて顕著に低くなっているということも起こり得る.温泉に入るのは気持ちが良いものだが,それを味わうためには知識を持っておいたほうが良い.2010/11/03
やす
3
古来からの温泉と人類のかかわりに始まり、温泉の科学的効能や泉質ごとの違いまですっきりとまとまっていた。温泉に入りたくなった。 似たような本を何冊か読んだが、一番わかりやすかった。 ●温泉の歴史 ●温泉の効能 ●名湯の条件2021/12/01
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