内容説明
飽食・贅沢の日本人よ、今にバチが当たるゾ!!不景気だって?なら、なぜ食い物を捨てる!天才落語家が「美味い水掛け飯」「正しいカレーの作り方」「ペット様の食生活」他を論じる。
目次
第1章 “捨てる”“残す”に腹が立つ
第2章 この世で一番美味いもの
第3章 食いたきゃ己の手で作れ
第4章 貧乏人の成り上がり発想
第5章 この世の終わり、最後の晩餐
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
33
拙講義を振り返っていたら、この本のことを思い出した。今でも食倫理として重要なテーマだと思っている。2021/07/16
姉勤
9
真理である。 それを云う仁が、性格が嫌いでも、守銭奴だったり、悪食だったり、噺の演り方が性に合わなくても、だ。 ちなみに、料理屋の店主に頼まれて色紙に書いたのは「我慢して喰え」2013/07/30
朝倉大和
8
改めて、食べ物を粗末にしない生き方であらねばと反省した。2011/11/27
Humbaba
7
食べ物を美味しいとか,まずいとか言えるというのは非常に幸せなことである.食べるもののない昔には,そもそもそのようなことを言う余裕はなく,何でも美味しいと感じられていた.それに戻るのは難しいが,それでも食べてものを大切にする心だけは無くさないようにしたい.2011/02/19
ぽけっとふくろう
1
むかしから食べ物とお金の話をするのは、恥ずかしいことだと思っていた。今でも少し抵抗がある。だけどもだからこそ好奇心が刺激されついつい関心を寄せてしまう。その話の主が家元となると尚更だ。しかも食べ物を通じて家元のものの考え方に触れることができた。歯切れの良さが心地よい。2013/03/29