内容説明
お笑い芸人、ボクサー、役者、そして画家と、変貌する片岡鶴太郎が、「旅の途中」で語る、「自画像」の片鱗。
目次
第1章 今日から玄米ごはん
第2章 週末は寄席へ
第3章 やればできる
第4章 渥美清さんのような芸人に
第5章 縁は異なもの
第6章 プロボクサーになりたい
第7章 血というものの不思議
第8章 生き物、大好き
第9章 絵ほどスリリングなものはない
第10章 好きなことだけやりたい
第11章 父親と息子
第12章 人生は旅
著者等紹介
片岡鶴太郎[カタオカツルタロウ]
1954年12月21日、東京都生まれ。高校卒業後、ものまねの片岡鶴八に弟子入りし、3年後に一人立ち。テレビのバラエティ番組で人気者になる。1988年、ボクシングのプロライセンスを取得。同年、映画『異人たちとの夏』で日本アカデミー最優秀助演男優賞受賞。40歳から絵画に目覚め、1995年以降、毎年個展を開催。群馬県草津と神奈川県江の島に片岡鶴太郎美術館がある
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感想・レビュー
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ybhkr
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鶴太郎さんは、土曜日の夕方にシモネタをテレビで言って家族をシーンと沈黙させているイメージの人でしたが、小学生のころからとてもまじめでストイックな方なんですね。芸人志望にも関わらずバブル前の青春期に遊んだりせず芸を磨くことに一生懸命で、その後の人生もとても真摯。もちろんそういうところを抜き出して書いているのだから特別そう感じるのかもしれませんが、口語体で字も大きくとても読みやすい。これからストイックに、でも本能的に好きなことをしていきたい。そんな気持ちになった本でした。2011/03/27
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