内容説明
イタリア・ギリシア・ポルトガルの風土・時代・人が築いた伝統の住まい。山頂に築かれたイタリアの山岳都市と迷路のような石畳の狭い路地、1、2階が石積みで3階が木造のギリシアのユニークな家、白壁の家が連なるポルトガル南部の町並みなど50軒を収録。
目次
イタリア(イタリア南部;シチリア;イタリア中部;イタリア北部)
ギリシア(イヨルゴス・シュバルツ邸アムベラキァ;ククダヌー邸マクリニツァ;ヴィジツァの民家ヴィジツァ;シアティスタの民家シアティスタ ほか)
ポルトガル(カーザ・ド・オテイロ ポンテ・ド・リマ;カーザ・ド・サルギエリーニョ ポンテ・ド・リマ;カーザ・ダ・カヴィーリャ ギマランイス;ピオダオの町並みと民家ピオダオ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタ
4
小川洋子のエッセイ『博士の本棚』で紹介されていたので読んでみた。都築響一『TOKYO STYLE』ほどの生活感は感じられないけれど、人が暮らす家を覗けるのはやっぱりたのしい。紹介されている家は都会というより、自然の豊かな地方が多く、庶民が暮らす家から交易などで財を成した有力者が建てた豪邸までさまざまでいずれも歴史があるもの。ギリシアの島でなにもかも忘れてゆっくり休みたいと思う。ぼんやりと雲をながめたり心ゆくまで読書をしたり。2024/08/23
駒子
2
この巻は家の中よりも、青い海に浮かぶ美しい町の写真が素敵でした。2014/07/20
kei
0
☆☆☆2010/05/18