完訳クラシック赤毛のアン<br> アンの幸福

完訳クラシック赤毛のアン
アンの幸福

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062704045
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

ギルバートにあてた、アンの愛の手紙でつづる三年間。いつまでも変わらない感動を与えてくれる永遠の心の友、アン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

61
サマーサイド高等学校の校長として赴任したアンの三年間。ギルバートに送った手紙で綴られる今作は、ユーモア多め、人情味多めで、読んでいてとても楽しかった。気難しい人や、不幸な日々を送っている人たちが、アンと出会うことにより道が開け、幸せになっていく展開が心地良い。大人になったアン。常に前向き、世界の美しさに目を向け、誰に対しても仲良くなろうとするアンが素敵だ。小さなエリザベスなど、登場人物も魅力的だが、なかでもアンの下宿先の世話人レベッカ・デューがとても好きだ。2024/01/06

万葉語り

29
アンが大学を卒業して、サマーサイドの校長になる!!新卒で校長ってことにびっくり。しかも、陰湿な一族の嫌がらせのターゲットになってしまう。しかし、やっぱりアンを嫌いな人なんていなくてその魅力で周りの人たちを惹き付ける。ほとんどの部分がギルバートへの手紙なんだけど、ラブレターの部分になると、何ページ省略って書いてある。そこが読みたいのに!!2015/02/20

ぽてぽて

6
色々な感情が弾けていた大学を終え、サマーサイドで教師をするかと思いきや、まさかの校長先生就任!自身の血縁者が着任予定だったのに青二才のアンが着任する事になり、不満を隠そうともしない上品で厭味ったらしい一族の攻撃にあったり、下宿先の名前が幽霊通りだったりと、今作も個性豊かな登場人物と賑やかなアンの世界を堪能できます。けど冒頭には本当に吃驚して、若干読むのを諦めかけたり(笑)レベッカ・デューはアンの世界に入るたんびに確かにレベッカではなくレベッカ・デューでギルバートはアンの手紙にどんな返事をしていたんだろう。2015/04/20

吉右ヱ門

5
大学を卒業し校長になったアンが、ギルバートに書いた手紙によって綴られる一冊。日常の報告は長々とあるのに、ラブレターのくだりになると(2ページ省略)とか書いて飛ばしてある~~悶々。想像力と語彙豊かなアンがどんなラブレターを書くのか読みたかったよーぃ。町の有力一族に嫌われいじめを受けたアンですが、善行でそれをひっくり返します。善行の結果相手の弱味を握ることに。 痴情のもつれには適当に相槌を打って受け流すのが一番という事件が。こいつら別れろと思わず呪ったり(笑) アンが見る世界はいつもキラキラ輝いている。2012/04/10

かや

4
サマーサイドの人達、大好きです。最初はプリングル一族に悩まされたりしたけど、最後には全員に好かれるアンはやっぱりとても魅力なんだろうな。お隣さんの小さなエリザベスが本当に可愛かった。ずっと待ち望んでいた<明日>に行けて良かったな。キャサリンがアンの手助けによって人生が変わったところも良かった。あとは、レベッカ・デューですね。この人大好きです。アンのギルバートへの手紙は愛情と優しさとユーモアが溢れていて読んでいてたのしかった。私も<明日>にいつか行ってみたいな。2013/12/11

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