出版社内容情報
一見して誰もが驚く実物感。色鉛筆だけで風景の中の樹や道、雲や水のマテリアルを描き出す技法とは。第一人者による超入門書質感をとらえるリアルな表現で
まったく新しい色鉛筆画を描いてみよう
写真のようなリアルな作品を描く色鉛筆画の第一人者 林亮太氏の入門技法書。林作品ならではの、どこか懐かしい身近な風景をモチーフに、樹木のきらめきや流れる川のさざ波など、微妙な質感の現し方を解説しています。今にも電車が通過しそうな踏切が見える「踏切のある路地」、旅先で出会った澄んだ水が流れる川と、そこにかかる石造りの橋を描いた「川のある街」、2つの作品を描き下ろし、構図のとらえ方から下描きの描き方、質感を表現するために色をどのようにのせていくのかなど、ひとつひとつ丁寧に再現していきます。
【主な内容】
[絵を描く前に]
・道具と基本の描き方
・色を重ねる=混色の方法
・絵になる構図のとらえ方
1「踏切のある路地」を描く
・グリッドを利用した下描きのコツ
・立体感は黒の陰影で決まる
・陽当たりの表現
・色の層を削って光を生み出す
2「川のある街」を描く
・薄い色から濃い色へ
・川面に映っているもの
・白を使うコツ
3仕上げた作品の楽しみ方
4作品ギャラリー
まえがき
work 1 踏切のある路地を描く
work 2 川のある街を描く
林亮太が切り取った身近な風景 作品と見どころ
あとがき
林 亮太[ハヤシ リョウタ]
著・文・その他
内容説明
黒一色の下絵で八割が完成する。「混色」が質感と深みを作り出す。光を表現する描き方がある。白い部分は塗らない。ナイフを使ってハイライトを表現する。色鉛筆画の第一人者による入門書。光る樹木の葉から川のさざ波の表現まで、初心者でも写真のように描けるコツ満載!
目次
1 踏切のある路地を描く(構図―構図のとらえ方;下描き―2B鉛筆での下描き;下塗り―黒で陰影をつける、黄色が緑の下地になる ほか)
2 川のある街を描く(構図―写真のグリッド線を引く;下描き―1/3を意識して下描き;下塗り―黒のバリエーション(橋とその周辺;石と水) ほか)
林亮太が切り取った身近な風景―作品と見どころ
著者等紹介
林亮太[ハヤシリョウタ]
1961年生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻卒業。画家、グラフィックデザイナー。2009年より色鉛筆画創作を開始。「トーキョー・イロエンピツ・スタイル」主宰。カルチャースクールの色鉛筆画講師のほか、個展・グループ展など活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayumi Katayama
paluko
むらさき文鳥
多読多量連投が日課だった
1018
-
- 和書
- うす青い真珠