内容説明
不安、憂鬱、神経症―現代はまさに「病める心の時代」。カウンセリング・心理療法・臨床心理学を学ぶ人はもとより、心の問題に興味をもつ人、「精神分析」の全体像を知りたい人のための画期的入門書。
目次
フロイトの深層心理学
精神分析は宗教か、科学か
なぜ人間はセックスに興味を持つのか
さまざまな心のモデル
パーソナリティ理論
精神分析の働き
精神分析の解釈
精神分析は万人向きか
著者等紹介
ワード,アイヴァン[ワード,アイヴァン]
英国ケンブリッジ大学キングズ・カレッジ社会政治学修士課程を修了。ロンドン・フロイト博物館の教育部長をつとめる。Phobia、Castrationなどの専門誌や新聞他、精神分析に関する定期刊行物に寄稿している
サラーティ,オスカー[サラーティ,オスカー]
『小さな死』で、1994年、ウィル・アイスナー賞のグラフィック部門賞を受賞
小林司[コバヤシツカサ]
1929年、青森県に生まれる。作家、医師。メンタル・ヘルス国際情報センター所長。東京大学大学院博士課程修了。フルブライト研究員としてピッツバーグ大学、ゲイルズバーグ精神医学研究所に留学。上智大学カウンセリング研究所教授、青山学院女子短期大学教授をつとめる
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