戦後と高度成長の終焉

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062689243
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

目次

第1章 復興期の政党政治―一九四五年~一九四九年
第2章 国際環境のなかの講和と安保―一九四九年~一九五五年
第3章 変貌する戦後―一九五五年~一九七二年
第4章 政党再編への胎動―一九七二年~一九九三年
終章 連立政権とその行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しびぞう

2
リアルタイムで見てきた時代が含まれているせいもあってか、非常に読み応えがあった。北方領土問題など現在も続いている諸問題が簡潔にまとめられている。日本の終わりの始まりは、東京に狭い団地がやたらと建てられ、結果子供を多くは産めない=子供の数が少ない方が都会的!カッコイイ!みたいな風潮が全国に蔓延したせいだと思っているのだが、老人医療の無料化まで東京発祥だったとは。ふるさと納税のせいで税収が減って困るとかどの口が言ってるのだと言いたくなる。2019/02/21

pyonko

2
戦後~平成初期までの日本の歴史、というよりはほぼ政党史である。今まで個人史や政争ドキュメントなどの焦点を絞った書物を読んでいたが、本書により政争、政策、外交、国際情勢を一連の流れで捉えることでこれまでの理解をより深めることができた。その為、個人的には本書を読んで良かったと思う。2014/07/17

わび

1
日本の通史シリーズの最終巻として戦後の政治史を扱う(本当にひたすら政治の話しかしない)。特徴として終戦直後から50年代にかけての中道政党の模索に力点が置かれており、55年体制の枠組みをそれ以前にも照射しがちな傾向を相対化してくれる。一方で、そうした中道路線がなぜ政党として定着せず、左右両方の極へと溶解していったのかについては著者は特に触れておらず、問題は残されたままである。全体としては過不足なくまとまっているがやや散漫な感じもあり、良くも悪くも教科書的という印象を受けた。2020/02/14

MrO

1
読んだ本を悪く言う趣味はまったくないが、自分が生きてきた時代とはどうしても思えない。これが歴史としての現代史の宿命なのか、筆者の姿勢なのかはわからない。もしかしたら、まだまだ研究の途上なのかもしれない。2015/10/10

R

0
目新しさはとくになし。2011/09/10

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