目次
第1章 老いにまつわる常識のウソ(五〇代で「老人力」は早すぎる;五〇歳では身体の機能は衰えない ほか)
第2章 セカンド・ステージへの処方箋(デフレはチャンス;ウサギ小屋よサヨウナラ ほか)
第3章 五〇歳からの能力開発術(若々しさは老いと闘う姿勢から;EQも放っておくと衰える ほか)
第4章 五〇歳からのメンタルヘルス(心が弱くなる;「頭の油がきれた」は軽いうつ病の始まり ほか)
第5章 若々しく生きるには(不安に負けない森田療法;性格は直すではなく活かす ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。川崎幸病院精神科顧問。ヒデキ・ワダ・インスティテュート及び緑鉄受験指導ゼミナール代表。一橋大学講師
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
12
10代や20代の頃と比べれば、肉体的には多少の衰えはあるかもしれない。しかし、それが影響する部分などほんの少しであり、それを理由にして行動しないというのはマイナスの要素が大きい。様々なものに興味を持って、色々と首を突っ込んでいる方が活力ある、良い人生が送れるようになるだろう。2014/01/04
ga-ko
10
50代に鬱が多くなるのはびっくり。確かに20代、30代とまだ先が見えずに 明るい未来でも、50歳で老後がちらつく。わかる。。でもまだまだこれから!という明るい内容だった。2017/02/18
The pen is mightier than the sword
2
感情コントロールに関する部分が参考になる。EQは年令を経たからといって高くなる訳ではないので、年令相応と思われるEQを維持するためには意識的な努力が必要。これは40代後半から脳の老化が始まり、加齢とともに感情のコントロールや意欲に関わっている脳の前頭葉部分の動きが悪くなるためらしい。老化を放っておくとさまざまな場面で不都合が生じるため、不断の心がけが有効。それは記憶の保持のための反復だったり、記憶したことの出力である。加えて自分の感情を正確に知るとか、感情をコントロールする、といったことが重要。2262016/08/27
黒犬大好き
1
元気が出た!2013/06/10
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- 和書
- 降り積もる光の粒