内容説明
本書では、形にこだわらず自由にいけた作品を、まったくアトランダムなテーマで指導する担当諸先生に、ここをこう変えたらどうか、自然な姿や自分の個性を生かすにはこうしたらいいのではないか、という小さなヒントを提示してもらうように試みた。これまでにない初心者の自由花テキストとして、大いに利用していただきたい。さらにここから、より広い発想を楽しんでいただけたらなによりである。
目次
第1章 自然の姿を生かす(明るさとはずみの表現;クローズアップで自然の力強さを表現;のびで季節感を表す ほか)
第2章 個性を生かす(枯れ葉を生かす;花材の質感をとらえる;線の特色を生かす ほか)
第3章 異質素材・加工素材を生かす(枯れた実をいける;シャープにいけるために異質素材を使う;異質素材と花器 ほか)