ベートーヴェン全集〈第８巻〉われ信ず！―１８１９‐１８２２年

前田 昭雄/国安 洋【ほか著】

講談社（1999/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 269p／高さ 29cm
• 商品コード 9784062679084
• NDC分類 762.34
• Cコード C0373

内容説明

本巻は書籍とＣＤ、別冊歌詞対訳集によって構成される。本書は二部構成をとっている。第一部は本全集のクロノロジカル（年代順）な編集方針にしたがって、その時期のベートーヴェンの人生と創作、時代の背景を中心として扱い、第二部はジャンル別に構成した添付ＣＤの収録曲の作品解説等である。第一部では１８１９年から１８２２年までを扱った。

目次

第１部　ベートーヴェンとその時代（ベートーヴェンこの時期―われ信ず‐それにもかかわらず！；ベートーヴェンへの視点・われ信ず！―《ミサ・ソレムニス》の宗教性と芸術性をめぐって；カラー特集・ベートーヴェン１８１９‐１８２２；連載・エロイカの世紀８・古典主義、ロマン主義、そしてその先に；連載・ベートーヴェンの生涯８・後期の大作に向かって；連載・ベートーヴェンの言葉８・思索の深まり―１８１９年‐１８２２年の書簡と会話帳より　ほか）
第２部　宗教曲／アリア／重唱曲／カノン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

この巻には、ベートーヴェンのミサ曲「ミサ・ソレムニス」の大曲のCDが収められています。そのほかにもアリア、重唱曲、カノンなどもありますがやはりこのニ長調でしょう。指揮ジェームズ・レヴァイン、演奏ウィーン・フィル、ソプラノ　ジェシー・ノーマン、テノール　プラシド・ドミンゴと豪華陣での演奏です。ザルツブルグで行われたようです。本の方にはこの曲についてのエピソードなどが書かれています。有名な楽譜を持った肖像画にはこの曲の楽譜が書かれているようです。

2016/07/24