内容説明
あこがれの街ミラノで暮らす人たちみたいに楽しむ滞在の仕方とは?あらゆるミラノの魅力を、様々な歩き方で24時間にわたって紹介する画期的なエッセイ。食や風俗・習慣についてよくわかるコラム、おすすめの散策コースやショップ・リストもついた、「読んで楽しい、まねして楽しい」究極の必携ミラノ案内。
目次
建築家カルロ―セニガッリア青空市場で骨董商となる
ミラノ出勤風景―中央駅からモンテナポレオーネ通り
人妻と弁護士―コモ湖への不倫旅行
老婦人マリアの外出―ロレートからブエノス・アイレス通り
あこがれのミラノ―ドゥオーモ広場で待ち合わせ
見本市会場地区で緑を楽しんだ後イケアへ
キアラの好きな場所―記念墓地と美容院
因縁のサッカー、ダービー戦―サン・シーロスタジアム
キャリアウーマン・マンマの―スーパーマーケットでの買い物
スフォルツェスコ城での屋外コンサート―ハッピー・アワー〔ほか〕
著者等紹介
ピズ,シルヴェリオ[Pisu,Silverio]
1937年ローマ生まれ。1987年に東京で内田洋子と知り合い、専属の(地中海一帯、現地水先案内人)となる。そして現在、夫。俳優、声優、脚本家、映像プロデューサー、童話作家と多種多様の職業をこなす。ミラノに30年余暮らして、現在は家族でリグリア州の小さな村ポッジに住む
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
276
内田洋子さんご夫妻によるミラノ案内。時間は早朝の4時から午前0時まで。空間的にはセニガッリア青空市場からミラノ中央駅、ロレートをかすめてドゥオモ広場へ、さらには見本市会場からセンピオーネ公園、サン・シーロスタジアムへ。夜はスフォルツェコス城のコンサートと、もうミラノを縦横無尽。ミラノへの赴任者にも役立つし、もちろんミラノ観光のサブ・ガイドブックとしても役に立つ。なにしろ、一般の観光ガイドブックにはおよそ不可能な、普通のミラノ情報が満載されている。ただし、残念ながら読み物としての妙味は今一つだ。2017/07/31
Cちゃん
5
市販のガイド本では知り得ない裏ミラノ。2000年に出版されたので、今のミラノとは色々様変わりしているだろうけれど、この本を持って、またミラノに行ってみたい!2019/06/20
ナウラガー_2012
1
ミラノ:10-5月は晴れ間がほぼなく、分厚い霧や雲が立ち込め寒々しい期間→故に春のカーニバルの盛大さは凄い/riso bollito:米を塩茹でしたもおエキストラ・バージン・オイルやパルメザンチーズを落とし病気の時や子供の定番メニュー/イタリアの米どころ・ノヴァーラ近郊では「イタにしき」や「イタひかり」が採れる/pirla(ピルラ):ミラノ方言で男性のシンボル2021/07/12
Ai
1
2002-432002/01/01