内容説明
懐妊し幸福の絶頂にあったアンナ。夫が突然、謎の自殺をする。ショックを受けた彼女は、生まれ来る子供のため自然の中にある夫の実家に移り住む。だが誰もいないはずの屋敷には夫の兄弟が出入りし、また夜中には足音や物音が…。恐怖に立ち向かうアンナ。そして驚くべき真相とは!?傑作サイコ・サスペンス。
著者等紹介
小津薫[オズカオル]
同志社女子大学英米文学科卒業。ミュンヘン大学美術史学科中退。英米文学、独文学翻訳家。訳書に『心療室』のほか、S・スプライル『悪魔の向こう側』、バーバラ・シャピロ『罪のゆくえ』、テア・ドルン『ベルリン・ノアール』などがある
ホスキンス,タム[Hoskyns,Tam]
英国のブリストル大学卒業。その後、王立劇場アカデミーに学び、女優として数年間を過ごして以降、作家生活に入る。『心療室』(講談社文庫)がデビュー作。現在はロンドン在住
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