内容説明
幼稚園の園長から大学教授まで務めた著者が、長い人生経験から生まれた快適に生きる知恵を、さまざまなエピソードをひきながらやさしく教えてくれます。身近な出来事も視点を変えて見れば新しい発想が生まれ、活路を見いだすことができる。社会で生きるために知っておきたいこと、家庭の役割や親としての自信を取り戻す考え方など、心のゆとりを生み、生きることが楽になる知恵が満載です。
目次
第1章 権利(桃太郎―童話が教える平和的抗争解決法とは;ハングリー―キリギリスたちが増えたアリの国の未来 ほか)
第2章 体得(マジカル・ナンバー―頭が働く存在認識の境目は「7」;選ぶ―主観を排した選択は可能なのか ほか)
第3章 習慣(集団的無意識―家庭から消えた「暗黙の教育」;鶏口牛後―牛後がなければ牛頭もない ほか)
第4章 薫習(嘘の白黒―人間関係を重視する社会の嘘;ボタン―無用の用を認めてこそ文化 ほか)