内容説明
右脳刺激で「その人らしさ」を維持し、患者さんの自然治癒力を引きだす―理想的な老人介護を目指す痴呆症専門医が具体的に提言！ちょっとした思いやりで人を幸せにする痴呆症の介護の実例。
目次
プロローグ 痴呆症医療をめざした私なりの理由
第１章 明るくボケる！？
第２章 「その人らしさ」の尊重
第３章 幸せな死とは
第４章 ボケを遅らせる努力
エピローグ 存在を心に残す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こたちゅう
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著者をあるところで知って、読んでみた。今から20年以上前に書かれた本だが、薬や医療技術は進歩していると思うが、基本的には医師の考え方とか家族の心構えとか、今でも十分通用するものがあると思う。20年前より高齢化が進み、家族や地域のつながりが薄まってきていると思うし、反面医療や介護の体制は進んだと思うが、基本的なところは何も変わらないんだなと気づき、残念な面もあれば、現代も捨てたもんじゃないと思う面もある。著者のような医師が増えてくれればいいのになあと思う。2019/05/03
