内容説明
星占いで運勢を見極めることは出来ないが、性格への影響を知っていれば人間関係に役立つ。山羊座のマレーネ・デートリッヒと林芙美子から、射手座の婉容と山田わかまで、十二の星座各二人ずつ、星の運命の表裏を生きた女たちの人間とロマンを語る名著。
目次
マレーネ・デートリッヒ―山羊座の女
林芙美子―山羊座の女
シドニー・ガブリエル・コレット―水瓶座の女
伊藤野枝―水瓶座の女
エリザベス・テーラー―魚座の女
岡本かの子―魚座の女
ビリー・ホリデイ―牡羊座の女
岡田嘉子―牡羊座の女
リー・ミラー―牡牛座の女
高村智恵子―牡牛座の女
リリアン・ヘルマン―双子座の女〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダリア
2
星占いと有名女性たちの生き様を比べてみたという本書。やはり知っている女性の章が興味深い。何といっても、まずはクリスティ。とはいえ、クリスティについては別の本で読んでいるので割と知っている。著者の意見を面白く読んだ。マレーネ・ディートリッヒは”情婦”で知っていたので生き方もカッコいい人だ!と感じた。”情婦”でも何でディートリッヒを振ってしまうかなーと思う位にカッコよい女性。あの弁護士も粋だった。シドニー・ガブリエル・コレットは著書を読んでみたくなる。 2016/09/24
nana
0
タイトルにもなっている占星術云々は特に信じていないので小ネタ程度に読み流してしまったが、個性的な女性たちの人生をさらっと読めるのは良かった。2009/03/31