講談社文庫<br> ギリシア人の愛と死

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講談社文庫
ギリシア人の愛と死

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062637015
  • NDC分類 164.31
  • Cコード C0198

内容説明

スパルタの女王とトロイアの王子の不倫の恋が戦争の発端となった。憎悪、好色、策謀、友情、生の渇望と死への恐怖に満ちた十年戦争の果てにトロイアは滅び、英雄たちは死に、オデュッセウスは故国まで二十年もの流浪の旅を送る。―運命に操られ翻弄される人間の姿は現代の人間ドラマそのものではないだろうか。

目次

1 トロイア戦争(ゼウスの謀りごと;結婚披露宴の林檎;トロイアの王子パリス;パリスの審判;ヘレネの出奔 ほか)
2 オデュッセウスの冒険(故郷の母と子;蓮食い人の島;一眼巨人の島;逆風を封じる皮袋;人食い巨人族の島 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えいた5

0
ギリシア神話のなかで、トロイア戦争とオデュッセウスの放浪のみを深堀した作品。科学万能の現代においては、物語の筋が漫画チックで、古代ギリシャの口承文学に触れるという目的以外に興味はわかない。ローマは、愛と美の女神、アプロディテの子息であるトロイアの王族の一人の末裔が興した帝国との位置づけであり、そのローマを継承しているヨーロッパ人にとっては、トロイア神話が大きな意味を持っているのかもしれない。2015/03/28

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