講談社文庫
リスクが多すぎる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062633796
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「君が車にはねられる確率は二万分の一ぐらいだ」と言ったとたん依頼人の女は通りに飛び出し、そこにイエローキャブが急発進して女を宙に放りあげて逃げた。殺人だあ!?リスクを嫌う私だが、一分前に着手金をもらっていたし、引くに引けない気分。「リスク理論の専門家」デニーが大活躍するぐふふミステリー決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやび

13
リスク理論の専門家デニー。コラムを書いたり依頼があればリスクを調べることで生活する彼が、助けを求めてきた女性を目の前で車でひき殺されてしまい、リスクを冒して探偵の真似事を始めます。確かにリスクが多すぎて、しかも不器用すぎてやきもきしちゃう。でもデニーがおとぼけなので楽しく読めて、でもミステリーとしては軽すぎず良かったと思いました。2023/04/22

じょじょ

2
こっちはイマイチ。こちらを先に読んでたら2作目は読んでなかったかも。2019/05/22

yi120

1
約20年前のアメリカンコージー、裏表紙にあった「ぐふふミステリー」に惹かれて借りた図書館本。リスク回避が信条で探偵にあこがれる変な主人公。一人の刑事と反目しながらも事件に突っ込んでいく。全体的に話の流れに無理がなく巧くまとまっているなあ。ラストの危機一髪の場面も無理のない描き方。所々にコージーらしい可笑しさもあり、読み易さも含めて面白かった。2017/08/23

あつぼう

1
最近のミステリー書と違うのは、血生臭くなくてユーモアたっぷりに話を展開していくところです。それでいてミステリー部分はしっかりしていてテンポも良くてサクサクと読めますよ。とにかく主人公のデニーがそこらへんにいてる普通の人なんですよ。それが凄い共感出来ました。 この本を読んだら、ドクターリスクの世界にハマッてる事間違い無しです。今後この続編も紹介しようと思ってるけど続編も面白いです。2004/12/01

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