内容説明
娼婦ライラのベッドで、ブリーム神父が腹上死した。“やもめで片目でアル中気味”の私立探偵ラルフ・ポティートは、階上に住むライラの頼みを断れず、神父の死体を教会に運ぶのを手伝う。その直後、彼女の部屋が突然ガス爆発。本人は大火傷を負う。事件に巻きこまれたポティートは、教会と神父の謎を追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
5
片目の探偵、ラルフのもとへ同じアパートの住人、ライラから電話がかかってくる。彼女は娼婦で、ブリーム神父の相手をしていたら腹上死したというのだ。死体の運搬を手伝って欲しいというライラの頼みを断りきれず、ラルフは手を貸すのだが、途端に彼女の部屋で爆発が起き……http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51513654.html2020/06/29
ろびん
3
セリフ回しを楽しむ本、かな。2017/11/04
ルウ
0
★2 だらしない探偵が、娼婦の部屋で殺された神父の死体を処分することで、事件に巻き込まれました系のハードボイルド。シニカルな人物設定の割に、コミカルなノリで主人公も自嘲的。けど一番問題なのが、登場人物紹介で犯人が誰か分かるってもうね…謎の人物のはずが、いきなりネタバレってどうよ。2015/02/15
さくら
0
ん〜やっぱり海外ミステリは私には受け付けない。文章がなんかちがう…2013/02/05
tsukasa_oishi
0
ハードボイルドと見せかけたコミカルな物語。しかしお話には特にこれといった盛り上がりどころがない。事件の真相がわかっても特にピンとこないのだ。主人公も、粋な言葉を狙いすぎて陳腐になってしまっているようなセリフが目につく。もしかしたらわざとそうしているのかも。肩肘張らずに読める本。何かを期待してはいけない。2004/04/20
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