講談社文庫
盗聴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 651p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062631914
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

元CIA要員、大学教授の男が、なぜ他人の幸せを盗み聴くのか。そして家族の会話に性的興奮を覚えなくなった時、彼はなぜ一家惨殺を企てるのか。兄の家庭を破壊されたニューヨーク市警刑事は、作家志望の妻と、ただ一人の生き残りであり目撃者でもある少年の助けを借りて、この異様な殺人鬼に立ち向かう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろびん

3
サリー学習しろ!に尽きますねー。2018/01/06

ハレ

1
この本は登録者が少ない。と言う事は人気のない本なのかと(笑)で、作者のプロフィールをを調べると政治学博士であり統治学の大学教授でもある学者さん。そしてこのミステリー以外の著書は論文と研究書のみ。それに普通なら必ずある作者紹介、訳者のあとがきもなくだから年齢さえ不明なのだ。 読み終えた感想は最高に面白かった!中盤からは一気読み。刑事と5歳の坊やのコンビの活躍がいい。殺人場面はちょっとなんだけど、、ミステリーとしてのレベルはかなり高いと思う。賞を取っていても良い位の力量。もっと書いて欲しいしもっと読みたい。 2022/01/21

ラス太

1
巧妙に偽装された一家殺人事件を殺された父親の弟である刑事が、唯一生き残った幼い子供と一緒に犯人を追いかける。前半は犯人の生い立ちや犯行の残虐さがシリアスな本格物を期待させるが、子供が描いたスケッチから重要な手がかりを見つけたり、盗聴に気づいて罠にかけたりする優秀な刑事が、自分の妻から情報が漏れていることに全く気づかないという間抜けさ。あと兄一家を惨たらしく殺された割に主人公の軽さが気になる。ただ、エンターテイメントとしてはなかなか楽しめた。65点。2012/05/17

tsukasa_oishi

0
主人公ジェイクの奥さんサリーが、あまりにもひどい。読んでいて、その考えの足りなさ加減に怒りを通り越してあきれてモノも言えなくなってしまった。小説の登場人物にここまであきれてしまうのもすごいが。物語はエピローグがなくてストンと終わってしまうのだけど、エピローグがあったら間違いなく主人公は離婚していると思う。お話自体はおもしろかった。おもしろかったけど、アメリカのミステリによくあるこの手の連続殺人犯モノは、もうなんだか飽き飽きしてきた。やはり私にはイギリスのミステリがあっている気がする。2004/01/31

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