内容説明
鬱蒼たる森と清流。ここはロッキー山脈をあおぎみるモンタナの原野。織物会社のオーナーが率いる富豪一族の冒険ツアーが始まった。しかし、旅はのっけから落馬事故が続き、不穏な雰囲気に包まれる。そして、遂に殺人が…。参加メンバーそれぞれが隠れた動機を持っていた。興奮のアウトドア・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつみ
1
「ミステリーからひと皿」の中の紹介文にそそられての読了。パン種を入れた魔法瓶って、どういう扱いしたら数日間持たせられるんだ？はともかく・・・（笑）お金持ち一家の探検ツアーの臨時料理人が主人公。小さなトラブルをきっかけに思惑が絡み合っていきます。でも最初の事件が起きてからも、状況が状況なだけに話の進行はゆっくり。派手じゃないけど目が離せない感じ。献立やキャンプの様子とかが箸休め？になりサクサク読めました。この主人公のってシリーズであるのかなあ。2012/11/24
