出版社内容情報
ぼくは、夜空に輝くきみを見つけた……。 ある夜、望遠鏡でのぞいたはてしない宇宙の中で、ぼくは、美しく輝きながら舞う星と出会います。幻想的なタッチで描く、ピュアでせつない交流の物語。 幼児から
内容説明
はてしない宇宙のなかで、ぼくはきみをみつけた…。夜空をみあげた「ぼく」と輝く「きみ」との素敵な出会いの物語。
著者等紹介
ダーハン,アンドレ[ダーハン,アンドレ][Dahan,Andr´e]
1935年、アルジェリア生まれ。フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教える傍ら、イラストレーターとして活躍。1987年に、初の絵本「ぼくのともだち おつきさま」を出版。以降、多数の作品を発表。現在はパリ在住
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
1949年、東京生まれ。文化学院卒。絵本作家。「ゆうたくんちのいばりいぬ」シリーズ(あかね書房刊)で第20回講談社出版文化賞絵本賞、「りっぱな犬になる方法」(理論社刊)で1993年度産経児童出版文化賞推薦、「じんぺいの絵日記」(あかね書房刊)で路傍の石幼少年文学賞など受賞多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
91
夜空の星に恋をした男の子のロマンティックなお話。無限に広がる空からたった一人の『きみ』を見つけた。くるくるくると空の上で、アクロバティックなダンスを踊っている『きみ』。星空に向かって投げた花束は、しっかりと受け止められて、メッセージは届いた。運命の恋人に出会えることは、これと同じくらいの奇跡なのかもしれはない。2001年8月初版。2016/06/25
眠る山猫屋
51
意味を探す必要はないんだ。深読みはいらない。ただ、憧れていた存在との楽しい一瞬。その瞬間をずっと、忘れない。2023/10/14
Natsuki
51
「うちゅうの どこかに いる はず」の『きみをみつけた』。数ある星の中で、きみをみつけ想いを交わすよろこび。離れていてもお互いの心にお互いがある。ロマンチックだ、アンドレ・ダーハン(*´ω`*)2017/03/16
ヒラP@ehon.gohon
23
間違いなく恋のお話ですね。 こんなにロマンチックに、こんなに夢見心地で、ひたすらに思いを伝えようとするぼく。 見ている方が赤面してしまうようなお話を、真剣に語れるなんて、青春だなぁ。 純真だなぁ。 年齢を重ねると、こんなにロマンチックにはなれない。2021/04/17
森の三時
23
『きみ』を友達と思って読んでも、まだ見ぬ恋人を想像して読んでも、素敵なお話です。みんな、きみをさがしている。出会いとは、お互いがこころに何かを受けとることかしら。2018/05/20