出版社内容情報
ボストングローブ賞受賞の、話題の絵本。 遠くの森も村も海も山も、それぞれ眠りにつこうとしているようすを、寝るしたくをはじめた女の子に、お月さまがやさしく語りかけます。読み聞かせにぴったりです 幼児から
内容説明
おつきさまは、森や、海や、砂丘、いろいろな場所の「おやすみなさい」をみまもっています。そして、そのおはなしをききながらねむりにつこうとする子のこともきっと…。
著者等紹介
ハレンスレーベン，ゲオルク［Ｈａｌｌｅｎｓｌｅｂｅｎ，Ｇｅｏｒｇ］
１９５８年、ドイツ生まれ。幼い頃より水彩画を手がけ、学校卒業の年にスイス・チューリッヒにて初の個展を開催。卒業後はローマに住み、本格的な創作活動に入る。ローマで出会ったケイト・バンクスと組み、絵本を手がけるようになる。その３冊目である本作品で、アメリカの児童書評誌「ホーンブック」の’９８年最優秀絵本賞を受賞。現在は妻とともにパリ在住
バンクス，ケイト［Ｂａｎｋｓ，Ｋａｔｅ］
アメリカ生まれ。本好きの両親の影響をうけ、幼い頃から本、特に絵本に親しむ。ボストン近郊のウェルズリー・カレッジを経て、コロンビア大学で史学を専攻。卒業後、ニューヨークの出版社に勤務した後、ローマに住む。現在は夫と２人の息子とともに南フランス在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
17
おやすみなさいの絵本でした。絵がすごく好きです。原題:And If the Moon Could Talk2016/03/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
おやすみ絵本。眠る時間、きっとお月さまは野原の焚火や山の小鳥、サバンナのライオンも見ててくれるでしょう。安心感あふれるおやすみ絵本。2021/08/25
遠い日
5
空で見守るお月さまと、部屋でお月さまに思いを馳せる子どもとの、密やかな交感。夜が安らかなものであることを、こうして子どもは肌で感じとっていく。心地よい眠りの夜に抱かれることの安寧を知っていく。穏やかな月光の絵が、すばらしい。2014/10/06
新地学@児童書病発動中
4
お月様を通して、いろいろな場所や人、動物たちに思いをはせる絵本。暖色がたっぷり使ってあり、柔らかくてあたたかな感じのする絵本。2011/10/19
kazu_tea
4
月が見ている遠い異国の風景に思いを馳せる…。ロマンチックで優しく温かな雰囲気で包んでくれるような絵本だと思いました。2010/12/09
