内容説明
人間はどう生きるか。どのように振る舞い、どんな気持ちで日々を暮らせばよいのか。日常の何気ない出来事の中で考えた個人的な生活信条を、上質で大人のユーモアにあふれる文体で綴った心あたたまるエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
13
My wife was a kindergarten teacher. She had taught all I need to know about how to live. Then she had taught me in sophisticated adult words repeatedly. Goldfish and suflower ― they all die. So do we. She has gone earlier than I. That was her last lesson.2017/03/17
安部圭二
5
英語の本を読みはじめたい人に特にお勧め。まずは、英語のレベルが1と中学生英語で読解が可能な難易度であること。ひとつの話が長くても4Pほどと短いこと。また、冒頭にReaders Guidが書かれてあり、それを読んだだけで読破した雰囲気に浸れること。そして、題名もない、時にはユーモアたっぷりに、時にはしんみりと語る数々のエッセイは結局は同じ一つのメッセージ、ただ、「人生なかなか悪くないんじゃない?」だ。冒頭の読者へ、そして有名な信条も素敵だが、私は洗濯と万物流転、クリスマスキャロル、カッコウ時計の話が好き。2015/09/30