内容説明
あの絵に会えます!ちひろの代表作をもれなく収録。花、少女、子ども、あかちゃん、四季など、充実したテーマ別編成。黒柳徹子さんの書き下ろしエッセイを各巻に掲載。心にひびくちひろのことばと長男・松本猛氏のエッセイを収録。原画の美しい色合いをそのままに再現するため、収録作品のすべてを新規撮影。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千加
14
表紙は「緑の風のなかで」少女の前方から風が吹いてきています。見る側も風に吹かれているよう。解説と同じ印象、吹く風が光る。この本の中の子供達は花の中で幸せそうにしています。服装がね、少し昭和っぽくて愛らしい。好きかも。前髪パッツンでさえ好きだわ。2021/02/04
遠い日
8
「ちひろ美術館」シリーズ。連休中の楽しみとして。浅い春から初夏を思わせる季節まで。春の明るさ、始まりと裏腹な不安も少々、それでも花は命を謳歌するように開く。61ページの「緑の風のなかで」は他の画集で見てお気に入りだった絵。懐かしさがこみ上げる。2021/05/01
てんちゃん
5
梅の頃から鯉のぼりの季節まで。ちひろさんの絵を通して、春を満喫しました。ちひろさんの構図、とても考えられているんですね。描かれた手のしぐさで、物言わぬ子供たちの心中を描き出しているそうです。芸術家は、私たちに感動を与えるために、労をいとわないんですね。花いっぱいの、美しい画集で、解説も理解をより深くしてくれます。黒柳さんが、どうして隣のトットちゃんを映像化しなかったか知ってますか?挿し絵に拝借したちひろさんの絵以上にしっくりくる映像がイメージできなかったそうです。黒柳さんのお人柄にもホロリときます。2015/03/22
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