出版社内容情報
【内容紹介】
第二次大戦末期の昭和19年夏、台湾南部にある高雄基地所属七〇一飛行隊に、少年飛行兵がやってきた。“逆タカ戦法”を編み出し、仲間達から“タカ”のようなと、あだ名された滝一飛曹である。戦局が悪化し連日の出撃を余儀なくされた滝は、ある日突然視力を失ってしまう……。生と死の狭間で苦悩する少年飛行兵の青春を描く、『紫電改のタカ』漫画文庫版で登場!解説:藤子不二雄(A)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永野芽郁そっくりおじさん・寺
18
古本屋の100円コーナーでこの1巻だけを発見。美品なのでつい買い求める。少年マガジンに連載されたのは昭和38年。戦後わずか18年だったのだなぁ…。昭和19年夏、台湾南部の高雄基地から物語はスタート。一年後には敗戦だと思うといきなり悲壮感を覚える。飛行機の名機『紫電』で編成された701飛行隊にやって来た新入りの愛媛松山出身・滝城太郎一飛曹が主人公。初陣でスタンドプレーをする生意気なキャラクターである。空戦や活劇、仲間との友情や母の愛、幼なじみとの恋もある。いずれ悲劇が訪れそうで何となく淋しい。2014/07/18
Hidefumi Kawabe
2
実は小学生の頃から大好きだった漫画。戦時中の撃墜王をモデルにしたストーリーで、やけに人間味のある主人公が魅力のお話です。。暑い夏、何だかふと思い出して久しぶりに6巻一気に読んじゃいました。漫画としても最高の作品ですが、やはり大人になって感じる所は変わってきてる気がします。是非、夏休みにでも軽く読んでみてください。2012/08/09
愛理ちゃん88
1
日本海軍の戦闘機は零戦だけではなかった。永遠の0を読んだばかりなの、内容は子供向に思える。2014/02/01
いちみ
1
今の時代にあらためて再読しても、けっこう面白いのにびっくり2006/06/06
goldius
1
ちばてつやの最高傑作にして戦記漫画の最高傑作2006/10/26