出版社内容情報
【内容紹介】
加治の所属する「自由と責任党」が証券スキャンダルで揺れる。これを好機と、新党構想、政党内クーデター、大臣への野望と永田町水面下であわただしく画策と謀略が渦巻きだす。
再び、外務大臣に就任した加治は、ロシア、中国、アメリカと本音で渡り合う。歯に衣を着せぬ加治に各国の対応は……?そして、加治隆介に総理就任の打診がなされる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
23
なんか最後まで女の尻追いかけてたなと。青杉末路が悲惨過ぎ。谷崎もっと悲惨過ぎ。勧善懲悪ではないけど、どうかならんのかこいつみたいなのは、大概やられるのは気持ちよい。逆に良いことしたのに悲惨な人はハッピーエンドでいいのではないかと。2019/05/22
山田太郎
16
総理大臣になると決心するところは結構感動的ではあるが、よく考えると2号さんからそそのかせれてということで嫁さんかわいそうではある。新しいタイプの政治家と思ったライバルがやっぱり古いタイプでボロ負けなのでかっこよく出てきた割にかわいそうな気がするというか。2021/12/04
山田太郎
15
政治家になって総理大臣まで駆け上がってとよく考えるとかなりせわしないまんがではあった。結構要所要所で死んでるような気がするな、父親とお兄さん死んで、後ろ盾の総理大臣死んで、最後に二号さん死んでる。昨日近所のスーパーにはぎトッツォ買いにいったら、売り切れというか予約スミで買えなかった、テレビにも、良くでてるしすごいもんだとダイキョーバリュー。2022/06/27
山田太郎
12
なりたくない職業というかやりたくないもの二つで政治家と社長というのがあるが、というか誰もお前には頼まないよと言われそうだが、それはそうでその通りなんですが、総理大臣になっても初めのうちはいいけど、半年もすればけちょんけちょんだし、フジテレビの社長もたいへんそうだし、でもお金たくさんもらってえらくもてたりするのかな、でもほどほどでいいやと言っても全然もてないし、お金もないけど。2025/01/25
元気ハイター
1
加治隆介の物語が遂に完結。総理大臣となって物語は幕を閉じます。実績・慣習に囚われない隆介のやり方は、今の日本に必要なものだと思います。盛り上がりは前巻のシージャックが最高潮で、本巻でも国連常任理事国入りや、集団的自衛権を認めることが目標だと隆介が言っています。国防第一。それには国民の意識改革が不可欠。世界でリーダーシップを張るには、背負わなければならない責任や犠牲もある。お金や詭弁に頼らない、堂々とした政治家の活躍を現代でも期待します。政治家へのイメージが変わり、勉強になった漫画でした。また読み返したい!2017/06/16
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