出版社内容情報
【内容紹介】
放浪の日々から、四角いリングへ舞い戻ったジョーは連戦連勝を重ね、一見好調に見えたが……。だが無意識のうちに相手の顔面を、攻撃できなくなっていたジョーは、その欠点をタイガー尾崎戦でさらけ出してしまう。力石の亡霊と戦い続けるジョーは、無惨にも連戦連敗を重ねる。孤独と戦い、罵声を浴びながら、リングに上がり続けるジョーに、“あした”はあるのか!?解説:浅井慎平
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
21
ジョーってこんなに負けてたっけ!?力石戦の精神的後遺症によって地に落ちたジョー。これこそ「立て、立つんだジョー!」と叫びたくなる。2018/04/16
ほしけも
12
力石殺しのトラウマで顔面が打てないジョー。狂犬のような男だけど根っこはナイーブなキャラクターだ。白木葉子の毒舌には毎回ひれ伏したくなります。2014/03/10
かずき
10
ヤーさんの出入りにライバルのウルフ金串が用心棒として加勢しているのを見たジョーが、乱闘騒ぎを起こし警察沙汰に。署で段平と再会したあとはリングに復帰するが、力石の亡霊が彷徨って、相手の顔を殴ることができないという弱点が生まれてしまう。でも、徐々に改善してきたという話!2020/07/06
オタヲイ
10
力石の亡霊によりボディーしか打てず連敗が続くジョー…ジョーに勝ち目はあるのか!?2013/06/09
刷子筆男
7
力石の亡霊に苦しめられるジョー。葉子の暗躍も始まる……。このあたりのドラマ編は、物語全体中でも一番ツラい。ゴロマキ権藤のくだりがアクセント。2010/12/09