講談社漫画文庫<br> 空手バカ一代 〈17(世界制覇編 4)〉

講談社漫画文庫
空手バカ一代 〈17(世界制覇編 4)〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062607285
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

【内容紹介】
つねに強敵を求め、飽くなき挑戦を続ける極真空手。師・大山倍達の志を継ぐ添野義二は単身タイへ渡った。世界最強の格闘技、ムエ・タイとの対決はまさに命を懸けた闘いの連続。そして、闇の帝王レーバンが、添野の前に不気味に立ちはだかる……。
空手に一生を捧げた倍達は、全世界空手道選手権大会という悲願を実現し、世界へ羽ばたく弟子たちの姿に空手への情熱と最強への追求は、しっかりと受け継がれていることを知る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

29
再読。この物語は創作だらけだ。けれど読んで面白いし、この劇画がなければ空手はメジャーにならなかったし、フルコンタクト空手は広まらなかったし、K-1は生まれなかった。ただし、手による顔面攻撃と足による金的蹴りを試合で禁止したのは残念。だから極真の試合では選手が近い間合いで胸や腹を殴り合うというザマになってしまった。K-1に挑戦した極真空手家たちの多くは、慣れない顔面パンチでKOされた。大山倍達が死んだ翌日、私は北海道支部長の高木薫を取材しにいった。高木から大山の死亡を知らされ動揺したことを覚えている。2025/03/14

AICHAN

25
再読。極真門下だった添野義二が道の追求のためタイに渡りムエタイと闘ったかどうかは怪しい。レーバンは架空の存在。こう見てくるとこの物語は嘘と創作に満ちている。しかし、だからといってこの物語と極真空手の真価は落ちない。この漫画がなければ空手はこれほどメジャーにならなかったし、フルコンタクト空手は広まらなかったし、K-1は生まれなかったと思う(K-1は、極真会館から派生した芦原会館からまた派生した正道会館の主催)。PRIDEもなかっただろう。そしてMー1もR-1もなかったに違いない。2022/12/18

山田太郎

23
最後まで読み終えた充実感でいっぱいというか。しかし、大山先生にしろ梶原先生にしろあればなんか読んでしまうので、やはり偉大なんだよ、この二人。付き合いたいとは思えないけど、見てたら面白いんで、これはこれでいいんだと思いました。2016/11/01

Taka

2
特攻隊帰りの青年大山倍達が、空手に没頭し、空手道を極め、他競技の兵達と戦って、空手王に君臨。そのあと道場を設立し、後進の指導にあたり伝説を継承していく、というもの。読み物としてつのだじろうが担当していたところまでの大山伝説と、それ以降の弟子列伝は共に面白かった。が、これが伝記的に書かれているのには違和感を覚えた。確かに空手は強い。だが最強ではない。フィニッシュが目突きや金的ってどうなの?商業的な側面が強すぎでは?しかもある意味成功していることから、魅力的な物語なのだと思う。2015/10/10

Hiroki Nishizumi

2
酷かった。読み終えてこんなに空しいことはここ数年なかった。本である以上読まれなければいけないので、おもしろおかしい展開はやむおえないと思う。なので最初から巨人の星のようにフィクションに徹底してもらえれば楽しく読めたと思うが、真っ赤なウソを事実のように書き連ねられると気分が悪くなる。それにしても空手のために地位も名誉も金銭も捨てて修行に入ったんじゃなかったのか。社会的地位とマスコミの賞賛、名声や金銭を得てホクホクしている主人公や取り巻き達をみると情けないの一言だ・・・・ 空手を利用したバカどもの一代記か2014/07/21

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