出版社内容情報
【内容紹介】
大山倍達は空手道選手権大会に優勝し、日本一となる。が、栄光の日は空手界からの嫉妬と反感により一変、彼を孤立させることとなった。ただ強くなるだけではなく更なる境地を求め、ヒグマとの対決を決意した。しかし、ヒグマの圧倒的な力に死を覚悟する倍達だった。ヒグマとの闘いを売名行為とののしられ、大山空手の名誉を回復するため倍達の愛弟子、有明がとった行動とは!?激動のノンフィクション、第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
32
再読。大山倍達がヒグマと闘うため北海道に渡ったのは事実である。しかし場所は札幌ではなく旭川。警察の命令で闘いは許されなかった。有明省吾(本名/春山一郎)が大山のために道場破りをしたのは嘘である。正当防衛のためヤクザを殺してしまったのは本当らしい。2022/12/14
AICHAN
29
再読。大山倍達がヒグマと闘うため北海道に渡ったのは事実である。有明省吾(本名/春山一郎)が大山のために道場破りをしたのは嘘である。春山は裏社会とつながり命を落とした。大山が正当防衛のためヤクザを殺してしまったのは本当らしい。約半世紀後、大山は春山を偲び、松井章圭(在日韓国人。後の極真会館第二代目館長)が極真のオープントーナメントで優勝したとき、「松井は極真の歴史の中で半世紀ぶりに出た天才です」と言った。春山のことを思ってのことだったろう。春山一郎が生きていれば極真は変わっていたと思う。2025/03/02
山田太郎
20
読んでいて疲れるというかマジメなんだろうけどちょっと7付き合いたくはないというか。絵も濃いな、しかし。2016/08/09
のりすけ
11
懐かしくて面白かった。そんなヤツおらんやろー?展開。むちゃくちゃタイトなスケジュールの作画作業をしてたのでしょうけど、アシスタントさんの描く絵、最初の設定やらがおかしくなってるにゃ~~とか思ったり。ロングヘアが大変不潔そうなのが印象的。2018/09/24
Hiroki Nishizumi
4
今となってはあまりの脚色にひいてしまう。初めて読んだ当時はのめりこんで感動したんだがな。こんな読者が多くて作家冥利に尽きたんだろうな・・・・2014/07/12