出版社内容情報
【内容紹介】
猪鹿中学恒例の臨海合宿に参加した写楽が、不思議な鳥のヒナを連れて帰ってきた。わずかひと月で古代鳥・モアに成長した怪鳥をめぐって、謎の殺し屋ケツアルが、須武田博士の甥の動物学者・行佐が現れる。古代鳥の因縁に導かれるように写楽たちは、モアの聖地・メキシコへと旅立った。不思議な魅力にあふれた、伝説ロマンの傑作『三つ目がとおる』堂々の完結編。
第3の目が哺乳類でも本当に目として生きていたら、どうだっただろうか。そう訊く人には、『三つ目がとおる』を読みなさいと私はいうのである。
養老孟司──解説より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
13
「三つ目がとおる」最終巻。写楽がメキシコに渡ってから最終回まで和登さん登場せず。その疑似を現地人に担わせたのはなぜだろう。まさかとは思うが、何週か前に、編集部から打ち切りを告げられたのでは。今もそうだが、読者の人気投票に左右される時代。テーマが少年には高度過ぎたか。2023/10/29
hibimoriSitaro
2
再読。1999年3月初版。巻末に初出誌情報と手塚年表が6頁ついている。⏎猪鹿中学で折檻される毎日の封印写楽にモア?鳥の友だちができる。金貨を飲みこむ習性のため悪人に追われてメキシコの神殿遺跡へ。古代マヤ文明がモチーフとあってあまり三つ目要素を利かせていない。古代の三つ目文明より現代社会のほうが大事だろと和登サン似の原住民に写楽が諭されてしまう。ええ話や。んで,写楽の「いやー こりゃうまいや」には引っくりかえった。2022/04/14
HIRO1970
2
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2005/10/04
まさきち
2
とどのつまり、和登さんにホの字です…♡2012/09/15
吃逆マンガ堂
1
モア編はもりあがるけど、和登さん出てこないのに最終巻ってのはちょっと。2009/12/17